③金融資産運用
みなさんこんにちは☆
今月からは、金融資産運用についてお話ししたいと思います(^^♪
その中から、GDP(国内総生産)と経済成長率のことをお送りします。
①GDPとは、
内閣府は四半期ごとに、国民経済計算を発表しています。当該四半期終了後1ヶ月と10日程度で公表されます。これによって、GDP(国内総生産)や経済成長率がわかります。
GDPとは、一定期間内に国内の経済活動によって生み出された付加価値の総額をいいます。たとえば、ある企業が500円の材料を使って800円の製品を作り出したとすると、差し引き300円の儲け(付加価値)を生み出したということになります。
このように、財・サービスの生産額から、そのために要した費用を差し引き、二重計算にならないようにしたものが付加価値です。
②三面等価の原則とは、
生み出された付加価値は、必ず誰かにりようされるか在庫として残ります。したがって、清算と支出は等しくなり、さらに分配される「生産=支出=分配」という等式が成り立ちます。このことを「三面等価の原則」と言います。生産面からみたGDPの数値と、支出面からみたGDPの数値は理論的に等しくなります。
③支出面から見たGDPとは、
GDP(支出側)の構成項目は、国内需要(内需)と財貨・サービスの純輸出(外需)の2つに大別できます。内需には、民間需要と公的需要があり、民間需要の中の民間最終消費支出がいわゆる個人消費と呼ばれるもので、比較的安定してGDPの60%近い割合を占めています。
④名目GDPと実質GDPとは、
近年の日本のGDPは年間で550兆円前後となっています。そして、このGDPの値には、名目値と実質値があり、時価換算したものが名目GDP、名目値から物価変動分を除いたものが実質GDPです。実質GDPを求めるために使われている物価の指標がGDPデフレーターです。
GDPの増加率が経済成長率であり、名目GDPの伸び率が名目経済成長率、実質GDPの伸び率が実質経済成長率です。特に、実質経済成長率がプラスの場合は「プラス成長」マイナスの場合は「マイナス成長」と言われます。
GDPなど少しでも分かっていればニュースを聞くのも少し楽しくなるかもしれませんね(^_-)-☆
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