夏休み後半 地域の図書館でラストスパート
夏の図書館 一研究のほかに戦争について学ぶ機会としても
お盆に入り、夏の終わりが近づいてきました。諏訪地域の小中学校では、夏休みも終盤を迎えていますね。夏休み帳、工作、作文、一研究etc...宿題もたっぷり出たので、まだ終わっていないお子さんはちょっと気持ちが焦り始める頃でしょうか(^^;)
かくいう我が家も、一研究、作文と大物を残して、夏休みはあと1週間。まだまだ日があるようでいて、遊びも追い込みをかけたい息子は慌てはじめているようです。
そんな中、今日は地域の図書館へ一研究の素材集めに行ってきました♪
今回向かったのは、下諏訪町の図書館です。
下諏訪町役場や下諏訪消防署、下諏訪文化センター、下諏訪体育館と町の施設が集中する一角にある下諏訪町立図書館。広い原っぱとD51が印象的な、あすなろ公園が隣接しています。駐車場は公園利用者と一緒なので、公園が混んでいる時は駐車場もいっぱいになりがちですが、広々とした施設で、日常の喧騒から少し離れることができました(´▽`)
入って1階左手には、子ども向けのコーナーが充実。右手には一般向けの書籍が整然と並んでいます。パソコンコーナーや漫画、DVD、CDコーナーもすっきりとしていて、探している資料が探しやすいのが嬉しいですね✩
2階は地域の資料をはじめ専門的な資料が並び、試験勉強や受験勉強などに励む人たちの姿があります。静かな、ちょっと張り詰めた空気感が学習意欲をさらにかきたてます(`・∀・´)
さて、今日は子ども向けコーナーで一研究の素材探しです。棚に掲げられたカテゴリーの看板を目印に、研究したいテーマの図書を探す長男。次男、長女は子ども向けのコーナーに設置された丸テーブルで、それぞれに持って来た本を楽しみました。
さらに、明日は8月15日、「終戦記念日」ということで、戦争にまつわる図書を探すことにしました。日常ではあまり触れる機会がないテーマですが、夏にはぜひ子どもに伝えていきたい歴史の一端です。
先日、8月6日と9日の原爆投下の日には、小学1年生になった次男に初めてこの話題を伝えました。戦争のこと、原爆のこと、黙祷のこと。あまり難しい話は一度には伝わらないので、おおまかに、私が伝えられる範囲でではありましたが(^^;)
戦争を知る世代が亡くなっていき、戦争を知る世代から直接体験談を聞いてきた世代も高齢になってきました。未来を担う子どもたちにいかに伝えていくかは、今の親世代にとっても課題のように思います。
戦争を題材にしている図書は数多くありますが、小学1年生に伝わるお話はどれかな、と色々手にとってはみるものの・・・「長い話はまだ難しいかな」「絵が凄惨なものは恐怖心しか与えないかな」(´д`)
悩みに悩んで、図書館司書の方に尋ねることにしました。
「色々な本があるのですが、やはり書き手も伝えたい想いが強いテーマなので、子どもにとっては怖い印象を受ける図書が多いんですよね」という前置きで、
◎『ちいちゃんのかげおくり』
◎『かわいそうなぞう』
◎『ガラスのうさぎ』
◎『おこりじぞう』
を紹介してくれました。中でも、小学1年生ならばと教えてくれたのは『ちいちゃんのかげおくり』でした。
直接的な戦いや原爆の表現がなくても、その中で生きた姿、亡くなっていく姿を描いた作品ならば、強烈な恐怖心ではなく、戦争とはなにかという問いかけを与えてくれるのではないかということでした。
子どもの年齢に合わせて、丁寧に選んでくれた司書さんに感謝です!
思い思いの本を手に、図書館を後にします。
息抜きにも気持ちよさそうな、あすなろ公園を少し駆け回り、帰途につきます。さあ、いよいよ夏休みの宿題を仕上げるとしましょう♪
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