✾遷座祭が行われました✾
2月1日に遷座祭が行われました。下社秋宮から春宮に御霊代(みたましろ)をお遷(うつ)しする祭事です。
8月1日に春宮から秋宮へのご遷座のときは、前日に宵祭りも行われ、屋台もたくさんでます。なにより、青柴をとりつけた大きな柴舟を曳行するという、とても賑やかなもので地元でも「お舟祭り」として親しまれています。
対して、寒さの厳しい2月の遷座祭は、静かに厳かに行われます。
コロナ禍のため、行列の規模も縮小され、みている方も以前よりは少なめですが、天候にも恵まれ、御霊代をのせたみこしが春宮を出発しました。
みこしは春宮前の下馬橋を渡り、春宮の神楽殿の中を通って本殿へ。
御霊代が無事に安置されました。(*´ω`*)✿
静かに進む行列をみていて、わたしも神聖な気持ちになりました。
この「下馬橋」は、いまでは普段は乗ったり渡ったりできませんが、わたしが子供の頃はだれでも自由に歩いていましたΣ(゚Д゚)友だちと「ジャンケンポーンッ」「グーリーコッ‼」なんて、橋をのぼったりおりたりして遊んでいました。
「下馬橋」という呼称があることも、最近知りました・・・ずっと「たいこばし」と呼んでいました。なんで「たいこばし」というのでしょうか?形が太鼓に似てるからかしら・・おそらく「たいこばし」と呼んでいる地元も方は多いと思うのですが・・・ご存じの方はご一報ください‼
春宮近くにある「万治の石仏」も、いま願いが叶う名所として有名ですよね。
万治の石仏にも川遊びをした子どもたちが、背中によじ登ったりして遊んでいた時代があります。懐かしい・・・
たいこばしも万治の石仏も、秋宮も春宮も、わたしにとっては子どもの頃からの慣れ親しんだあそび場のひとつです。季節ごとに落ち葉や木の実を拾ったり、みんなでかくれんぼしたり、いま振り返ってみてもとほんとうに贅沢だなあ、と思います。
そして、いまでもお宮の前を通るときは、歩いているときはもちろん、運転中でもペコリと頭を下げる習慣が、わたしにはあります。とても尊いものですが、そこで暮らしているひとびとのなかには、身近なものとして、根づいて、息づいている、そんな存在なのかなあ、と。
時代を越えて、大切にしていきたいですね(^-^)
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