家に求めるもの
今日は二十四節気「寒露」。
朝露、夜露を見つけると朝晩の冷え込みをはっきりと見つけたようで、秋の深まりを感じる近頃です。
寒い季節がやってくると、どこかへ出かけていても「早く家に帰ろう♪」という気持ちが強くなる気がします。温かい我が家、ほっとする我が家、元気を充電する我が家etc...
家は場所としてだけでなく、たくさんのものを私たちにもたらしてくれます。
癒される場所 自分を癒す場所
子どもたちがまだ赤ちゃんだった頃。おくるみで包んであげると、寒さを凌ぐだけでなくなぜだかご機嫌になるということを何度も体験しました。そればかりが理由ではないのかもしれませんが、おくるみのメリットとしてよく紹介されるのが「お腹の中にいた時の状態に近づくことで安心する」「包み込まれることで心地よくなって落ち着く」という説。
あれからずっと大きくなった子どもたちですが、丸まって眠る姿、布団にすっかりくるまって眠る姿を見ると、その安心しきった表情にはおくるみの原理とどこか通じるものがあるのかしら?なんて思ってしまいます(^^)
多くの場合、家に求めるものも突き詰めていけばそういうことなのかもしれません。
安心感。
外で大変な思いをしてきても、辛い思いや悲しい思いをしてきても、はたまたとっても気分が高揚するような出来事があっても、家に帰るといつもの自分に少しずつ戻っていくような感覚。
自分が自分を癒す時間であったり、家族やペットが癒してくれる時間であったり、形は様々。
いつもそこにある「我が家」という存在が果たしている役目は、単に「眠る場所」「ご飯を食べる場所」というだけではないと思うのです。
このリビングに大の字に寝転がることが好き―
好きな花でいっぱいにしたこの庭を歩くことが好き―
この窓辺で空を眺めることが好き―
この窓から差し込む月光がたまらなく好き―
音楽を聴きながらこのお風呂につかることが好き―
そんな空間を創るための最初の一歩が土地探し。
土地があって、家があって、家の中の空間が創られていく。家づくりは一朝一夕にできることではないから、それならばいっそじっくり時間をかけて―。
家の中の空間をイメージしながら、そこで過ごす家族の顔を思い浮かべながら物件を歩いてみると、思いがけない発見があるかもしれません☆
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