諏訪の美しい風景
住みやすい環境、暮らしやすいスタイル―
日々の生活や将来的な暮らしのために住みやすい土地を探す時、周囲の環境のみならず自然環境を合わせて検討される方は多いのではないでしょうか。
今日ご紹介するのは、諏訪地域の美しい風景です。
時間も心に立つ波も
自然豊かな信州の中央部に位置し、湖を擁する諏訪地方。
諏訪湖を囲むように隣接する岡谷市、諏訪市、下諏訪町、そして八ヶ岳へ続いていく茅野市、富士見町、原村。諏訪六市町村として協力体制をもちながら、それぞれの文化や地域性があります。
諏訪信仰をはじめ、土着の神々の物語、諏訪湖にまつわる伝説など、ある部分では生活に根付く価値観や伝統文化があり、一方では古に学び残していこうとする活動も連綿と紡ぎ続けている地域です。
山があり、湖があることは、生命の源そのもので、だからこそ自然崇拝や太古における神々の信仰が長く受け継がれてきたのかもしれません。
諏訪大社の御祭神タケミナカタノミコトは、『古事記』にも登場するとても有名な神様。描かれている姿は、何よりも誰よりも強い神様ではないかもしれませんが、その心のあり方は「守る」「挑む」を強く感じさせます。
後世には、狩猟の神様として、戦の神様として、農耕の神様として、風の神様として、さらに龍神信仰、水の神様としてなど、様々な方面から親しまれてきました。
そのことを心の片隅におきつつ空に目をやると、静かに流れる時間を感じ、心に立った大小の波も緩やかに変わっていくような風景が広がっています。
諏訪がひとつになる諏訪大社の行事、各市町村が行う特色あるお祭り―きつね祭り、太鼓祭り(岡谷市)茅野どんばんや富士見オッコー祭りなど―さらの、各地区においてもお祭りが執り行われるなど、地域のつながりを感じる暮らしがそこにはあります。
大都市には大都市の良さがあり、自然の多い地域には自然の多い地域の良さがあります。一方で、大都市には大都市の大変さ、自然の多い地域には自然の多い地域の大変さもありますが、「住めば都」にするのはその土地を選んだところからスタートする冒険なのかもしれません。
関連した記事を読む
- 2024/11/24
- 2024/11/23
- 2024/11/22
- 2024/11/21