長野県で 全県に「医療非常事態宣言」
長野県は今日、全県に「医療非常事態宣言」を発出しました。
全県域が新型コロナウイルス「特別警報Ⅱ」に該当し、27市町村では、種類を伴う飲食店等に対する営業時間短縮等の要請が行われています。
その背中を 子どもは見ている
子どもたちの新学期スタートと同じタイミングで、むしろこのタイミングだからですかね、全県に「医療非常事態宣言」が発出されました。
久しぶりの登校で友達の姿に元気をもらってきた一方で、部活中止の延長、練習試合の中止、学校行事の延期など、不安材料も様々に耳にしてきたようです。
「大変な年だったね」なんて言葉で片付けられるほど、時は簡単なものではないことを強く感じます。身を守ることが第一であることは承知の上で、やりきれない思いにもかられてしまいます。
長い夏休みの間に、日常以上に感じたことがあります。
子どもは大人の姿をよく見て、観察しているということ。
色々な場面でどう対処するのか、どんな反応をするのか―。
普段の生活の一場面をとっても、大雨や新型コロナウイルスなどの脅威に対しても、です。
ちょっと怒ってしまうような場面でも、ぐっと堪えて話をするように心がけていると、子どもたち同士のトラブルでもすぐに大騒ぎになることが減りました。
新型コロナウイルスへの対策も、理由を話して説明すること、大人の行動を示すことで、子どもたちにとってはそれが当たり前になっているようです。
毎日ラインで送られてくる県内の新型コロナウイルス感染情報は、増加する一方です。ちょっと納得がいかない部分を抱えている方も多いように感じます。・・・おそらく、私もそのひとりです(^^;)
だからこそ、一人ひとりがさらに気をつけていなければいけないということと、「このくらい大丈夫かな?」と感じた場面こそ、それは子どもに示せる背中なのかということを自問すべき時かなと考えています。
先日、長男が「幸せは、不幸せでないから感じるのかな」と考え込んでいました。相対的なものではなく、今ある姿が幸せであることを大切にしたいものです。「今大丈夫だからきっと大丈夫」ではなく、今ある「大丈夫」はとても繊細で脆いものでもあることを忘れないように。
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