美味しいもので心も体も健康に☆
自然に囲まれた信州。その空気のきれいさは、かつて療養のために様々な文化人が訪れていたことでも知られています。
山々が囲む諏訪のシンボル・諏訪湖は、1960年代の社会・経済発展に伴う汚染の進行で、1986(昭和61)年には湖沼水質保全特別措置法に基づく指定を受けた歴史がありますが、水質改善の取り組みがなされる中で浄化されてきています。
そんな信州・諏訪が誇る食のひとつが味噌です☆
きれいな水と空気が織り成す 幸せご飯
諏訪市高島にある丸高蔵 みそ茶屋「千の水」さんへ出かけてきました(^O^)
1916(大正5)年創業の味噌蔵·丸高蔵は、当時、清酒「真澄」を醸造していた十九代宮坂伊兵衛氏による「子どもから大人まで、誰にでも美味しく、健康にいい味噌·醤油を造り、世の益にしたい」という思いから歴史の幕が上がりました。
諏訪大社上社・下社それぞれに毎年味噌を献上している味噌蔵で、ルーツを同じくする宮坂醸造の「真澄」は、諏訪大社のご宝物「真澄の鏡」の名を冠した清酒として知られています。
諏訪の美しい空気と水、そしてこの気候が、こうした開拓者たちの思いや知恵、努力や結束によって形となり、連綿と大切に受け継がれてきたことを感じます。
テーブルは店内とテラスに配置されていて、今日は心地よい陽気だったので、テラス席にしました(^_^)
和風の佇まいが気持ちを落ち着かせてくれます。目の前には大きな銀杏の木。紅葉の季節も素敵でしょうね♪
建物は国の有形文化財にもなっています。
テーブルには、味噌を使った調味料の数々。
和風のタバスコ(といっていいのでしょうか)や粉末の味噌など、風味やこく、味わいをさらにプラスできるようです(* ´ ▽ ` *)
とても興味があったのですが、初めて訪れたお店だったので、今回はこれら調味料を使わずに食事してきました。
私がいただいたランチでは、ふっくら温かい味噌のおにぎりとたっぷりのお味噌汁、飾らない、けれど素材の色合いや美味しさが身にしみる副菜がついていました。
静かな空間、趣のある建物が醸し出す落ち着いた風景、温かさが身にしみる食事。
ぜひお出かけしてみはいかがでしょうか☆
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