子どもの心を育てる
ここのところ暖かいですね(^O^)
朝晩の穏やかな気温には助けられていますが、日中は冬支度では汗ばむほど。
夜の澄んだ空に、昨日・今日と細く綺麗な月を見ることができました✩
自分の気持ちを伝えることの難しさ
我が家の次男。いつもニコニコしていて、あまり怒りません。兄弟げんかはそれなりに激しいのですが、比較的穏やかな性格が次男の魅力のひとつ✩ところが、物事は見方が違うとメリットもデメリットに、長所も短所になります。
友達とのやりとりで、悲しい思いをしてしまったようです。
友達は鬼ごっこや遊びのつもりで、一方の次男は辛い思いをして・・・。
こうした行き違いはよくあることだと思います。
問題は、はっきりした意思表示ができないこと、相手の気持ちを想像できないこと。まだそうした経験を積んでいる最中ですが、大切な「生きる力」です。
子どもと一緒に考えたいこと、特に継続して意識していたいことは、こうして画用紙を使って可視化します。
登下校のお約束「いかのおすし」やゲームのルールなども、ルーズにならないように、共通の認識で一緒に取り組んでいけるように掲示しました。
次男と話していると、途中で「もういい!」とさじを投げ、意思表示をなかなかしないことに気づきました。
親側はどうなのかと振り返ると、「あなたはどう思う?」という場面が少なかったかもしれないと思いました。
親や、先に社会の時間で動くようになった長男の行動に“合わせて”ということがつい多くなってしまっています。
「今、どういう気持ちでそっぽ向いてるの?」と尋ねても、本人も首をかしげるばかり。やがて出てきた答えは「わからない。」
このことは、私にとってショックなことでした。
同時に、「ごめんね」と強く思ったのでした。
そこで、まず変えたのは
「気持ちは、大きくこの4つの分けることができるよ。
今はどれが一番近い?」
という尋ね方。
答えが返ってきたら、何があってそうなったのか、どうであってほしいのかと掘り下げます。
例えば昨夜は、次男、長女、私の布団に入る位置を変えたところ、泣きながらそっぽをむいてしまいました。
尋ねていくと「いつもと違うから」という一言が出てきました。
「寝る場所がいつもと違うから、今哀しいんだね」と、次男の中にある気持ちを言葉にして伝えます。
それでようやく「いつもと同じがいいけど、今日はこれでいいよ」と表情が変わりました。
ここのところ、「嫌なら嫌ってはっきり言わなきゃ!」と伝えてきましたが、「まずは自分が自分の気持ちをわかって大切にすることが一番だね」と、次男と話したのでした。
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