余白の時間
年も明けてはや半月がすぎました。日々の慌ただしさに、あぁ~つかれたヨォ・・・なんて方も多いかと思います。そんなとき、ぜひ読んでみてください。
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『りんごがたべたい ねずみくん』(作/なかえ よしを 絵/上野紀子 株式会社ポプラ社)
おおきな木を見上げるねずみくん。木には美味しそうな真っ赤なリンゴが実っています。
しかし、ちいさなねずみくんにとってはリンゴの木はあまりに高くて。。。
そこへとりくんがやってきて、ぱくっとリンゴの実をひとつとります。
ねずみくんは思います。「ぼくにも つばさが あったらなあ」
つぎにさるくんやってきて、スルスルっと木にのぼり、リンゴの実をひとつとります。
「ぼくも きのぼり できたらなあ」
つぎにぞうくんやってきて・・・ぞくぞくとやってきては、みんなそれぞれの特技をいかしてリンゴの実をとっていきます。
そのたびにねずみくんは思います。「ぼくにもそれができたらなあ」と。
リンゴの実はあとすこし。そこへやってきたのは・・・
みんなできることも、得意なこともちがうから。
お互いに手をつなげば、楽しいことが何倍にもなるのかな。
みっちりと詰まった毎日のなかに、ときどきは「余白」の時間も必要だと思います。
とてもシンプルなのに何度も何度も開きたくなるねずみくんの絵本。
物語の展開も「なるほど」となりますが、なによりこの絵本が素敵なのは「余白」があるからなのではないか、と。
描いていないものを、書かれていない言葉を楽しむのは、とっても贅沢な時間です。
松本のあめ市に出かけた方から『福飴』をいただきました♪もんのすごい人出だったとのこと( ゚Д゚)やっぱり松本はすごいなあ。。。
福助ちゃんもヘビちゃんも可愛いですが、やっぱり寿入(すいれ)が美味しかったです。
口のなかでさっくりホロホロとなる感じと、昔ながらの優しい甘さ。
これでさらに今年も元気に一年過ごせそうです。
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