走り出したい~かも♪
今回わが家の本棚からご紹介するのは、
『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』(バージニア・リー・バートン 文/絵 むらおかはなこ 訳)です✿
これって、『赤毛のアン』などの翻訳を手掛けた村岡花子さんなんですね~。今の時代に少なくなった雰囲気のある丁寧な日本語に、なんだかすこしだけ優雅な気持ちになります。
主人公は、まっくろくてぴかぴかにひかっている、きれいなかわいいきかんしゃ「ちゅうちゅう」です。ちゅうちゅうは、いつもはひとやものがたくさんのった客車や貨車をひいて、ちいさなまちのちいさなえきから、おおきなまちのおおきなえきにはしっていき、またもどってくる、そんな毎日をすごしていました。
ちゅうちゅうのお世話をするのは、機関士のジムと、機関助士のオーリー。そして車掌のアーチボールド。
わたし、この「アーチボールド」という名前、なんかかっこいいなあ、といつも思っていました笑
そんな平和な毎日を送っていたちゅうちゅうですが、ある日、ひとりでもっとはやく走ってみたい、と考えます。そして、おもいっきり実行しちゃいます!
ジムと、オーリーとアーチボールドが休憩中に、ちゅうちゅう しゅっしゅっしゅっ!と走り出します!あー。。。
とちゅう、ふみきりをルールも守らず通過したり、たんすいしゃも落としてしまいます。どうなっちゃうの、ちゅうちゅう。
そのちゅうちゅうをあわてておいかける3人組。こちらもなかなか大胆なやり方で追いかけます笑 いいの?そんなことしていいの?とすこし心配になりますが、それもこれもかわいいちゅうちゅうを思ってのこと。この裏表紙から表紙につながる絵のなかに、3人のあわてぶりがしっかり描かれています。がんばれー!
この絵本、使われている色が3色だけです。ほとんどが白と黒、そして橙。黒がやわらかい表現の黒なので、光と影がふんわりとしていて、いろんな色がそこにあるように感じます。
なかなか長い本なので、読んでいる途中で自分も寝てしまう、、、そんなこともありますので、寝る前の読み聞かせなどをするときに、お子さんの頭に本を落とさないように気を付けてください笑
普通にスーパーで購入したなかに、イケメンのナスがいたので、
イケメンにしてみました★