2022年05月19日
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埋蔵文化財包蔵地
われわれ不動産会社が宅地分譲などを企画する前に、土地の法規的チェックを行います。
建築基準法や都市計画法、最近では災害の危険に対する行政情報としてハザードマップを確認したりもします。その中でも調査漏れすると大事になる項目の一つが
通称「埋文(まいぶん)」。そう、埋蔵文化財に関する事です。
茅野市内で宅地分譲を計画している物件の調査に行ったところ、その指定地域内で有る事が分かりました('◇')ゞ
348
348ヶ所
茅野市内には348ヶ所もの「埋蔵文化財包蔵地」が指定されています。
因みに・・・
『文化財保護法』において「埋蔵文化財」とは「土地に埋蔵されている文化財」と規定されています。
この「埋蔵文化財」を「包蔵する土地として周知されている土地」が「埋蔵文化財包蔵地」であり、~遺跡・~古墳・~城跡などと呼称されています。
茅野市内には、国特別史跡「尖石石器時代遺跡」や国史跡「上ノ段石器時代遺跡」「駒形遺跡」をはじめ、300箇所以上の「埋蔵文化財包蔵地」が登録されています。
「埋蔵文化財包蔵地」において、土木工事等の民間開発を行う際には、文部科学省令の定める事項を記載した書面をもって、着手予定日の60日前に届け出をしなければならないとされています(文化財保護法第93条)。
また、国の機関等の公共団体の行う開発行為の際には、事業計画の策定に当たって、あらかじめ通知しなければなりません(文化財保護法第94条)。
*茅野市ホームページより抜粋
尖石縄文考古館には、国宝の土偶が2個展示されています。
一つは「国宝 縄文のビーナス」
もう一つは「国宝 仮面の女神」
です。
施設内にある1回300円の「ガチャガチャ」には、この国宝のフィギュアも入っている様です。
縄文人アーティストの感性に触れてみてはいかがでしょうか(^^♪
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