関東甲信 梅雨明け☼
いよいよ関東甲信地方も梅雨明けとなりました。昨年より16日早く、平年差で3日早い梅雨明けだそうです(気象庁データより)。
しばらくは高温続きとの予報も出ていますので、熱中症対策、体調管理に注意が必要です。
“備え”は目の前のことだけでなく
もうすぐ7月19日がやってきます。2006年(平成18年)のその日、岡谷市では豪雨災害によって8名の方が亡くなりました。フォレストモール岡谷にある防災と防犯のお店sonaeでは、当時の新聞記事を題材にした壁があります。
今年で15年。復興施策、防災施策に取り組んできた岡谷市です。
甚大な被害をもたらす災害が起こると、総理大臣の会見などで耳にする言葉のひとつが「激甚災害に指定する」という文言です。
「激甚災害」は、豪雨や地震、台風などで著しい被害があり、復旧事業を進める自治体への財政支援が必要と判断される災害のことです。「激甚災害法」に基づいて政府が指定します。
「内閣府 防災情報のページ」では、過去5年の激甚災害指定一覧を確認することができます。
規模だけの比較ではなく、どこがどれだけどんな風に被害を受けたのか、それによって生活にどんな影響が出たのかなど、様々な切り口での検証が求められる災害。
では、私たち自身に立ち返った時に、過去のデータや経験、見聞きしたものをどう活かすことができているのかと考えると、日常の中で「もしもの時への備え」を継続して管理していることは少ないのかもしれません。
水の確保はどうしたらいいのか、電気は、トイレはどうすれば?
食事や過ごす場所、衛生面では何に気をつけておくべきなのか。
いざ考え始めると、課題となるものはたくさん出てきます。
でも、日々の暮らしの出来事に比べて出現する可能性が低いことというのは、なかなか万全の体制になるほどの準備ができないのも確かではないでしょうか。
sonaeでは、ハザードマップを確認しながら、まずどんな災害から備えをしておくべき土地なのか、家族構成から必要なものはなにか、など個別に相談に応じてくれるそうです。
梅雨の季節が過ぎても、秋には台風シーズンが巡ってきます。1年後にはまた梅雨がやってきます。
「我が家の備え」を考えておこうと思った今日なのでした。
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