減災のために できること
気象庁の天気予報では、あす9日は前線が西日本から東日本にかけて停滞する見込み。中部と南部では、朝から夜のはじめごろにかけて激しく降るところもあると予想しています。
今後の情報にも、気をつけていたいところです。
自助・公助・共助
平成18年7月19日、岡谷市を襲った豪雨災害を踏まえて岡谷市が作成したDVDで、翌年就任した今井竜五市長が呼びかけている言葉です。
自然のなせる業である災害を完全になくすことは難しくても、一人ひとりの取り組み、公的な取り組み、協力して共に取り組むことを合わせて、少しでも減災へーという願いを訴えていました。
さて、6日の夜から、7日朝の激しい雨を警戒する情報は出ていましたが、今朝8日は大雨特別警報が発表され、さらに激しい雨が県内を襲いました。
豪雨で怖いのは、身近な場所で雨量がさほどでなくても、上流のある山ではすでに多くの雨が降り溜まっている可能性が大きいこと。その雨が地盤を緩めている可能性が高いこと。
そうこうしている間に、下流域にもその泥水が流れ込んでくること。
通勤、登下校の時間帯でもあり、不安を抱えていた方は多かったと思います。
情報をしっかりキャッチして
子どもたちが登校するまでの朝時間は、ラジオのようにテレビのニュースを流しています。
それぞれに朝の用意をしながら目にとまったのは、気象予報図。岐阜県に大雨特別警戒が発表されたとの速報を見ながら「長野県にもかかり始めているね」と雨雲の動きに注目する子どもたち。登校についてご近所のママさんたちと連絡を取り合いながら、見守っていました。
家を出るまでには、予想通り長野県内にも大雨特別警報が発表され、学校に送り届けた帰り道では驚くほどの豪雨に。雨足の強さに怖さを感じるとともに、増えてきている近くの川の水量も心配になりました。
もしものために 備えておこう
今できることは何か、と考えて、お風呂に水を。
ポットにはお湯をたっぷり沸かして、空になったやかんにも水をめいいっぱい入れておきました。
子どもたちの下校はお迎えに行く約束をして、万が一に備えます。
備えは不要になることもありますが、必要になった時にそこにあるということが大事で、使わなくてよいのならそれにこしたことはありません。
状況が差し迫ってからでないと、つい後回しにしてしまうのですが、災害への備えの大切さを今日は再認識しました。
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