出早雄小萩神社でカタクリ見頃✿
岡谷市長地にある出早雄小萩神社で、カタクリが見頃を迎えています。
薄紫の可憐な花でありながら、凛とした佇まいも感じさせる春の使者です(^O^)
初恋・・・寂しさに耐える
毎年様々な季節の花を楽しむことができる出早雄小萩神社社叢です。4月中旬から下旬にかけては、カタクリの花があちこちに咲き広がり境内を彩っています。
籠を傾けたように咲くことから「カタカゴ」と呼ばれていたという説があります。確かに開花した様子は、ちょっとうつむき加減で遠慮がちというか奥ゆかしい趣がありますヽ(´▽`)/
うちに濃い紫色を秘めながら、花びらの色は薄紫というのもまた興味を惹かれるところ。個人的な印象ですが、社叢という場所にすごくマッチしている気がします✩
静かな境内に咲くこの花の花言葉は、「初恋」「寂しさに耐える」だそうです。
いずれもうつむいて咲く姿から連想されたもののようで、その姿を恥じらう姿と捉えたものとする説も。主張が強いわけではないのに、心惹かれる美しさがあります✿
出早雄小萩神社では、地元の方々が大切に手入れをして管理している花がたくさんありますよね。中でも有名なのがこのカタクリと秋の紅葉。今年は緊急事態宣言による自粛生活の中でのカタクリ見頃となってしまいましたが、秋の紅葉の頃にはなんとか状況が変わっていてほしいものですね。。
スタッフ撮影のカタクリの数々。間近で写したものと遠めに写したものでは表情が違うのも、カタクリの魅力の一つです。
自粛が続く中、例年「当たり前」のように過ごしてきた日常が、当たり前でなくなってしまった場面が本当に多いですね。。。
花々は今年も巡る季節に合わせて、懸命に生きています。コロナウイルスの影響は年単位で及ぶのではないかとも囁かれ始めていますが、終息を迎えたその時にも、いつもの場所で美しい花が待っていてくれていることを楽しみに、今を乗り切りたいですね✿
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