信州まつもと大歌舞伎
こんにちは。
松本市の夏の風物詩「信州まつもと大歌舞伎」が3年ぶりに帰ってきました。
第8回目となった今年は、歌舞伎舞踊の名作と落語「貧乏神」をベースにした新作歌舞伎の2部構成で、演目を文字にすると漢字だらけの長~い題名ですが(笑)初めて歌舞伎を観る人にも親しみやすい演目になっていたようです。観に行きましたか?
会場となった松本市民芸術館は、よく愛犬との散歩で通る場所です。
何日か前から立て看板やのぼり旗がズラーッと立ったり大きな酒樽が積み上げられたりと、通るたびに会場の飾りつけが行われていきワクワクしていました。
ちょうど散歩で通るころ練習が終わるのか何人も出てきました。「まつもと歌舞伎」は地元エキストラが多く参加するようで、演劇好きの友人も参加しているそうです。公演サポートボランティアも地元で募集するなどして「まつもと歌舞伎」を身近に感じる要因の一つはそこかもしれませんね。
また今年は「まつもと大歌舞伎」の開催に尽力し、松本の街を愛した中村勘三郎さんの13回忌であることから、松本城で偲ぶ会のイベントも開催予定でした。
「まつもと歌舞伎に出演する長男勘九郎さんと次男七之助さんのトークや、特別編集のオリジナル映像「勘三郎が愛した街」の上映など、盛りだくさんの内容だったのですが、当日はあいにくのお天気で残念ながら中止となってしまいました。
ただオリジナル映像「勘三郎が愛した街」は、会場を変更して上映されたようです。第1回から勘三郎さん最後の舞台までのドキュメンタリー映像だったそうです。
勘三郎さんに思いを馳せながら愛犬と散歩していると、大名町の桝形広場からにぎやかなお囃子が聞こえてきました。
松本地域のみこし愛好家団体「信州松本松深会」の皆さんが勘三郎さんに感謝の気持ちを届けたいと、勘三郎さんの写真を飾ったお神輿で松本市街地を練り歩いていました。
勘三郎さんのおかげで歌舞伎の魅力いっぱいの松本の街になりました。ぜひこの機会に歌舞伎を楽しみたいですね。
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