新鮮な気持ちで
いよいよ夏ですね ついついアイスに手がのびる毎日です。いかん いかん
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『なつのおきゃくさま』(ぶん・え/山本まつ子 株式会社新日本出版社)
お山のおうちに住んでいる「みよちゃん」が、町からあそびにくる「だいちゃん」をそわそわ、わくわく待っているところからはじまります。
コツコツと戸をたたく音。だいちゃん? いえいえ、これはきつつきさん。
ついに丘のむこうからだいちゃんがやってきます。待ってたよ~。
おなかがすいてるふたりのおやつは、おしょうゆのにおいがぷん、とするおこげのおむすび。やさしいおねえちゃんが作ってくれました。
みよちゃんとだいちゃんは、いっしょにおふろにはいったり、みずあそびをしたり、いなごをとったり。ふたりが蚊帳のなかでホタルをみているときのお顔の可愛らしいこと。作者の方は、よく子どもの様子をみているかたなんだなあ、と。お口が、もう天使。
みよちゃんとだいちゃんはちゃんと人間の子どもなんだけども、なんだかふんわり自然と一体化していて、その空気感がとっても素敵。そのままありのまま生きる、ってこういうことなんだなあとほんわかします。
おとなになっても、どんなところでも、こんなふうに生きられたらいいのにネ。
文章が、五七五調な感じで、優しい絵といっしょに、楽しくリズムよく読めちゃいます。
みなさんの楽しみにしているなつのおきゃくさまは、誰ですか?
普段の散歩や、土地の調査でなんども通る場所ですが、この場所をみつけるとついつい見入ってしまいます。
春夏秋冬いつみても、なんだか雰囲気が良くて好きな場所です。
身近すぎて、何もないなあと思ってしまいがちな日常ですが、歩いているとこういった何気ない素敵を見つけることができて、ほんとうに癒されます。
この日はGWが近いこともあって、お宮のまわりは観光客のみなさんであふれていました。平日なのにっ‼
わたしたちが当たり前だと思っている日常は、他のみなさんにとっては当たり前じゃない、新鮮なものだったりするんですよね、きっと。そういう目線であらためて、住み慣れたこの町をちゃんとみてみようと思います。新しい出会いと、発見を楽しみに♪
関連した記事を読む
- 2024/11/24
- 2024/11/23
- 2024/11/22
- 2024/11/21