こんな家にすんでみたい♪
この本は本当にながめていて飽きません(*^^*)どのページも細かく描きこまれていて、何度読んでも新しい発見があります。
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『100かいだてのいえ』(岩井 俊雄/作・絵 偕成社)
ほしをみるのがだいすきなトチくんという男の子にある日、100かいだての家のてっぺんに住んでいる誰かから手紙が届きます。「あそびにきてね」とかいてあるので、トチくんは行ってみることにしました♪
地図をみながら森のなかをあるいていくと、いままでなかったところに、ドーンッ‼とその家があらわれます。うえのほうはかすんでいてよくみえないくらいの高さ‼おお~
礼儀正しいトチくんは「ごめんください」と声をかけますが、返事がありません。
おそる おそる階段をのぼり始めたトチくん。なんと、まず出会ったのはネズミさんたち。
1階から10階まではネズミさんたちが暮らしています。洗濯したり、お風呂に入っていたり運動したり。トチくんはネズミさんたちにあいさつしながら階段をのぼります。
つぎの11階から20階まではリスさんが住んでいます。
「この家には10階ごとにちがうどうぶつが住んでいるんだよ」と教えてもらって、さあどんどんのぼります。
21階から30階まではカエルさん。そのうえは・・・
みんなそれぞれに工夫しながら楽しく暮らしています。その様子の可愛らしいこと。
そしてすべての部屋がつながっていることがなんかうれしい。トチくんはどんどん、どんどんのぼります。
ついに100階までたどりついたトチくん。トチくんに手紙をくれたのは・・・
作者の岩井さんは、子どもの頃にお母さんから「もうおもちゃは買いません」と言われ、かわりに工作の道具や材料を与えられたことによりものづくりに目覚めた、とのこと。
岩井さんのお母さんは、ほんとによく岩井さんのことをみていたんだなあ、と。子どものことをよくわかっていたからこそできたことなのでは、と思います。
そんな素敵なお母さんがいたから生まれた絵本なんですね(*´ω`*)
イチゴが美味しい季節です。このイチゴは大粒でほんとうに甘かったです♪
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