松本あめ市
こんにちは。
先日、洗濯物を干そうとしたらベランダのサッシが凍り付いていました。
毎冬のことですが今シーズンは暖かい日が多かったので、久しぶりにファンヒーターで窓を温めて外に出ました。
朝からよく晴れると気持ち良いのですが、放射冷却で寒さが厳しいですよね。でもこんな日は北アルプスがとってもきれいに見えるんです。雪で真っ白な常念岳に朝日が染まって、寒い冬にだけ見られる景色です。寒さを忘れついつい見とれてしまいます。
さて、先週末は松本市街で「あめ市」が開催されました。
「あめ市」の由来は諸説ありますが、
その昔、上杉謙信VS武田信玄の時代、他に武田信玄が戦っていた駿河国(現在の静岡県)から輸入していた「塩」を絶たれるということがありました。
海なし県の甲斐国(山梨県)にとって塩は必需品。大打撃です。
困っていた敵国の武田信玄に信濃国(長野県)経由で塩を送ったのが越後国(新潟県)の上杉謙信です。
あの有名な「敵に塩を送る」ですね。
この時、塩を積んだ牛車を繋いだ石が、松本市本町交差点に残されています。
松本に到着した1568年1月12日を記念して「塩市」が開催され、それがいつしか「あめ市」になったそうです。
なぜ、塩→あめ?というと、乾燥した気候の松本地方はたくさんの飴屋さんがあり、送られてきた塩俵をモチーフに飴を作ったのが始まりだとか。
「あめ市」初日は雪が降りましたが、市街地は歩行者天国となり多くの人出で賑わったようです。
新年最初の市ということで、福あめや福ダルマなどを買い求める人やイベントもいろいろと行われました。
全国あめ博覧会・商都大物産展に、太鼓の演奏や時代行列。
「あめ市」の由来にちなんで、上杉軍・武田軍に分かれての綱引き「塩取合戦」などなど新春の一大イベントがたくさんありました。
「あめ市」の日。
人混みでたくさん「可愛い!」と言ってもらうか?
静かな公園で雪遊びを楽しむか?
迷った愛犬は・・・
たっぷり雪遊びをしましたとさ。
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