学びに東京へ来ています。
18年ほど前から学びの場として毎年訪れている、東京にある研修センターです。
入り口脇には仏教詩人である坂村真民さんの詩の一節である[念ずれば、花開く」の石碑とにに二宮尊徳翁の像があります。
「念ずれば花開く」は、故野村克也さん(元ヤクルトスワローズ監督)が “座右の銘” にしておられた言葉としても有名であります。
この「念」という文字には、「思い」「気持ち」「望み」などの意味があります。
一途に思っている対象に向かって心を集中して念じ続ける事で思いが叶うという事だと思いますが、現実に念ずるものを実現させる為には、念じているだけでは難しい事です。
その理想に少しでも近付くべく、強く思いながら行動しづづける先にのみ思いが叶うのでしょう。
MLBの大谷翔平選手(投手)も鈴木一郎選手も、超一流のプロ野球選手になる事を幼いころから強く思いながら、そのための努力を重ねて、その夢を実現しました。
積小為大
もう一つの二宮尊徳翁像には「積小為大」の文字が刻まれています。
松本山雅の今年のスローガンは「One Soul 積小為大」ですね。
積小為大
大事を成さんと欲する者、宜しく先ず小事を務むべきなり。
大事を成さんと欲して、小事を怠り、其の成り難きを憂いて、成り易きを務めざる者、
小人の常なり。
夫れ小を積めば、則ち大と為る。万石の粟は、則ち一粒の積。
万町の田は、則ち一耒の積。万理の路は、則ち一歩の積。
九仞の山は、則ち一簣の積なり。
故に小事を務めて怠らざれば、則ち大事必ず成る。
小事を務めずして怠る者、庸んぞ大事を成すを得ん。
良い会社を創ろう、良い会社にしよう。
細かい事の積み重ねを続けた先に、その目標が実現できます。
腹が減っては戦は出来ぬ!
真剣に学んでいるとお腹がすきます。食べ過ぎると目の皮がたるむので、大きすぎないお弁当がいいですね。
都会の食事は弁当でも美味しいものがいっぱいあって、学習意欲も掻き立てられます。
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