国宝✴安楽寺三重塔

さて、前回ご紹介した上田城を程々に満喫した後、いよいよ我が家の子どもがずっと行きたかった『安楽寺』へ向かいました。

上田市にあります曹洞宗のお寺で、所在は別所温泉です。

沢山の温泉旅館が建ち並んでおり、なんだか旅行に来たみたい♪

その中を抜けて行くとまずは長い階段の参道がありました。

階段を上ると、山門に三重塔の拝観時間の張り紙が。。。

(ﾟ◇ﾟ)ｶﾞｰﾝ...この時間じゃ無理かも。

行く気が無かった上田城を満喫し過ぎたようです。

ま、とりあえず奥へ進むと立派な本堂！！

すると本堂横に三重塔の拝観の受付があり、係の方がまだいらっしゃいます。

思い切ってお話すると、「１７時までに戻って来れるなら良いよ」と、あと１５分位なら良いと言ってくれたのです。

＼(~o~)/＼(~o~)／万歳

しかし、(￣｡￣;)辿り着くまでの道は、すべて階段。

本堂裏の階段を猛ダッシュで上ると、素晴らしい建造物が見えてきました。

四重塔にみえますが、一番下の屋根は、ひさしに相当する『裳階（もこし）』であるという見解で、裳階付き八角三重塔として、昭和２７年に長野県最初の国宝に指定されたそうです。

なんと！！鎌倉時代末期には建立された事が証明されています。

八角塔は、奈良京都などに記録としては残されていますが、現在は失われており、この安楽寺の塔が、我が国唯一の八角塔という、とても貴重な文化財となります。

神聖な場所に連れてきてもらった子どもに感謝,ﾟ.:｡+ﾟ☆

(ﾟ▽ﾟ*)帰り道も猛ダッシュでセーフでした★