頭をフル回転っ‼

先日、自分の宅建士の免許の更新のための法定講習会にいってきました。保持している免許を更新するためには、５年に一度必ず受講しなければならないものです。

いくつかの日程・会場のなかから、事前に申し込みをしてありますので、当日は本人確認ののち着席。席もしっかり決められています。各自の机の上には、どどーんっと分厚いテキストが置かれています。時間は朝の９時から夕方の５時近くまで。一日の予定がみっちりと組まれた予定表も置いてあります。オオッ( ﾟДﾟ)

内容は、宅建業に関する法改正があった部分を主に、県の職員の方や、税理士さん、司法書士さん、と専門家の方々が、代わる代わる講義をしてくれます。分厚いテキストすべてはとても読み切れませんので、あとはご自分で確認をお願いします、という言葉をはさみながら、ものすごい速さで進みます・・・

とにかく、改正されている法律が多くて、すべてを頭に叩き込むのはなかなかしんどいかしら。。。

でも、やはり気になったのは『所有者不明土地関連法』です。ざっくり言いますと、今まで任意とされていた相続登記や住所等の変更登記の申請が義務化されたものです。

この法改正に東日本大震災も関わっていたということを、わたしは今回の講師の方のお話から知りました。土地の所有者が不明であったがために復興住宅の建設が大幅に遅れたとのこと。そのことが及ぼした影響はかなりのものであったと推測できます。そして、ひとつの法律が改正されるのにも、また多くの時間がかかります。時代とともに社会のあり方も変化していきます。わたしたちの暮らしの根本にある法律も、刻一刻と変化していかなければならないのですね。

久しぶりの丸一日の座学。頭をブラッシュアップして、勉強になりました。