遺贈寄付・承継寄付
自分の想いを次世代につなぐ為の一つの選択肢
一般社団法人 日本承継寄付協会
母校が甲子園に出場する。菩提寺の本堂を改修する。町会の子供神輿を作ろう。身近な色んな分野で「寄付」という方法でお金を集めます。
最近では「クラウドファンディング」という方法を用いて、必要な資金調達を金融機関を介さずに直接市場から調達する方法も珍しくは無くなって来ています。
また、ユニセフへの寄付はクレジットカードを用いて、毎月一定額を継続的かつ合理的に行われるような方法も一般化しつつあります。
そんな中で、今日は「遺贈寄付・承継寄付」という事について書きます。
遺贈寄付とは
亡くなったときに残った財産の一部または全部を遺言等によって、社会課題解決のために使ってもらうよう、公益団体などに寄付すること。
承継寄付とは
生前からの寄付も含めた想いを次世代につなぐ寄付のこと。
上記の「一般社団法人日本承継寄付協会」という団体が、遺贈寄付・承継寄付をはじめとした世代間でのお金の循環、地域内でのお金の循環を支援し、承継寄付の間口を広げ、「おもいやりのお金が循環する社会」一般を目指し活動しているそうです。
弊社も昨年SDG`Sへの取り組みの一環として「長野県SDGs推進企業登録制度」第14期に登録されましたが、この寄付という行為も同様に循環型社会を目指して持続可能な街づくりに欠かせない取り組みなのではないかと思います。
我々不動産会社は、今ここにある不動産を如何にして次世代に承継させるか?でした。
しかし、承継させたいのは「不動産」ではなく「想い」であるという事になると、寄付という選択肢はとても有効な手法だと思います。亡くなった時にご遺族から地元の町会や社会福祉協議会などに「遺志金」を贈るという事は良く意味にしますが、これも個人の思いを次世代につないでいく寄付の一つです。
何百万円、何千万円という大金ではなくても、数十万円でもその人の遺志が籠っていれば、立派な社会貢献であり想いをつなぐ尊い行為だと思います。
不動産を流動性の高い資産に組み替えて、ご本人の想いを次世代につなげるお手伝いならば、我々にも出来る事だと思います。
不動産の力で 人を笑顔に 地域を元気にする!
このビジョン実現の為の手段がまた一つ増えたように思いました。
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