いろとりどり

秋も深まり、どこをみても色鮮やかな紅葉が目に楽しい季節になりました。ただの単色ではなくて、いろいろな色が一度に味わえるのが贅沢ですね♪

自然の色味は、鮮やかでもやさしいので、癒されます。もうこのままカーテンの柄にしたいくらいです(●´ω｀●)この写真の日の公園はぽかぽかとあたたかくて、ピクニックを楽しむ方がたくさんいました。レジャーシートでのんびりお昼寝する姿も(*^^*)

今回、わが家の本棚からご紹介するのは、

『どうぞの いす』（作／香山美子　絵／柿本幸造　株式会社ひさかたチャイルド）です。

もうこの本、むかしからすきです。ずっとすきです。なんとも可愛らしいうさぎさん。そのうさぎさんがつくったいすも、形がうさぎさんぽいし、みじかいしっぽがついてますから、もううさぎさんそのものみたいな可愛らしさ。

その可愛らしいいすを、みんなにつかってほしくて、うさぎさんは「どうぞの いす」というたてふだをつくって、おおきな木のよこにおきます。はじめにやってきたのはろばさん。どんぐりをいっぱいひろってかえるところでとってもつかれていたので、いすにどんぐりをおいて、すこーしお昼寝。。。すると、つぎからつぎからいろいろな森のみんながやってきて・・・

「どうぞの いす」が、最初にうさぎさんが思っていたこととはもしかしたらちがうかもしれないけれど、つぎからつぎへとあったか～い思いやりをつないでいきます。ろばさんのお昼寝がすこーし長すぎたおかげで笑

柿本幸造さんの絵本、ほかにもたくさんありますが、どれをひらいても、ほんとうにやさしい色合い。どのページもずぅっとみていたくなります。紅葉をみていたら、やっぱりこの絵本が浮かんできました。まるで、自然のなかにいるみたいな色遣い。

ホッ～っとしますね(*´ω｀*)