SDG’s深めてみます⑨
目標8: 働きがいも経済成長も
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
日本では働く事を「傍・楽」として、周囲を楽にしてあげられる他者貢献に繋がる尊いものとされています。“働かざる者食うべからず”とも言われていますね。
社会との接点であり、生きていく上で自己実現を時間する場としても、働き甲斐の有る仕事に就けることは生きていく上でも至上の悦びだと思います。
目標:8はそのディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)です。
8.1 各国の状況に応じて、一人当たり経済成長率を持続させる。特に後発開発途上国は
少なくとも年率7%の成長率を保つ。
8.2 高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、
技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。
8.3 生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視
型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小
零細企業の設立や成長を奨励する。
8.4 世界の消費と生産における資源効率を漸進的に改善させ、先進国主導の下、持続
可能な消費と生産に関する10か年計画枠組みに従い、経済成長と環境悪化の分断
を図る。
8.5 若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがい
のある人間らしい仕事、ならびに同一価値の労働についての同一賃金を達成する。
8.6 就労、就学及び職業訓練のいずれも行っていない若者の割合を大幅に減らす。
8.7 強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身売買を終らせるための緊急かつ効果的な
措置の実施、最悪な形態の児童労働の禁止及び撲滅を確保する。2025年までに児童
兵士の募集と使用を含むあらゆる形態の児童労働を撲滅する。
8.8 移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、全ての
労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する。
8.9 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するため
の政策を立案し実施する。
8.10 国内の金融機関の能力を強化し、全ての人々の銀行取引、保険及び金融サービス
へのアクセスを促進・拡大する。
8.a 後発開発途上国への貿易関連技術支援のための拡大統合フレームワーク(EIF)など
を通じた支援を含む、開発途上国、特に後発開発途上国に対する貿易のための援助を
拡大する。
8.b 2020年までに、若年雇用のための世界的戦略及び国際労働機関(ILO)の仕事に
関する世界協定の実施を展開・運用化する。
趣味が“仕事”である僕とすると、人が幸せな生活を送るためには、この目標はとても大切だと思います♪