ふるさとの大切な水源
ゴールデンウィーク中のよく晴れたある日、
気分転換に出早公園近くの横河川沿いを少しばかり散歩しました。
この辺りは歩いていると季節問わず気持ちが良いので、よく訪れます。
ただ昨年、夏の豪雨で川べりが崩れてしまい、未だに土のうが高く積まれたままです。
護岸工事の予告の表示があったので、やっと改修が始まるようです。
20年ほど昔、水に係る仕事をしていました(夜の仕事ではありません^^;)。
なので、この小井川浄水場の施設内に何度か入ったことがあります。
ここで、少しお水のおはなしを、、、
昭和後期の時代、精密の工場が増えたことや、人口の急激な増加により
岡谷の街はたびたび水不足となり(精密の工場は大量に水を使うので)
あちこちに水源を探した歴史があります。
なので岡谷の水源は20ヶ所弱もあります。
そのうち、河川から取水している水源はこの小井川浄水場のみです。
この浄水場の水は、岡谷の街のおよそ20%の給水を賄っています。
河川から取水して飲料水にしている水を表流水といいます。
他の水源は、地下水や湧水になります。
湧水があるのは、さすが扇状地って感じですね。
とある人が、
「表流水は空気中の酸素を吸収しているので美味しい」って言っていました。
自分の家は長地地区の国道20号線より北にありますが、
以前どこから給水されているか調べてみたら小井川浄水場からでした。
でも、大雪が降ったあとは雪の味がするような気がするし
大雨が降ったあとは、土臭さと塩素が効いている感じです。
なので、美味しいかと言われると、季節が感じられる味?といったところでしょうか。
とりあえず、地下水や湧水、表流水にしろ岡谷の水は美味しいと思います。
もし地元の水道施設見学の機会があれば、ぜひ参加してみてください。
蛇口をひねれば出てくる飲める水。
その安心安全な水のために、莫大な費用や労力が使われていることがわかります。
そしてその水の源も大切に守っていくことも大切なんですよね。
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