言葉の大切さ~ニュアンスの難しさ
時や場所をあまり選ばないメールやライン、便利ですよね。
直接会って話をしたり、電話をしたりするのではないのに、すぐに相手の元へ届き、ものによっては相手が見たかどうかまでわかってしまう便利さ。多くの人が利用しない日はないのではないでしょうか。
でも、言葉ってニュアンス一つで違うんだなぁと改めて感じる出来事が。子育てにも通じる言葉がけ。ちょっと考えてみました(^^)
大丈夫? と 大丈夫!
家族で出かけた先で、怪我をしてしまった方に遭遇しました。たまたま私のすぐ近くでの出来事だったので駆け寄って声をかけたのですが、夫はすぐに駆けつけて状況を確認。テキパキと動く姿に「すごいなぁ」と感心の一幕でした。
そんな父親譲りか、緊急事態にも動じずに弟や妹に「大丈夫だよ」と声をかけ、寄り添う長男。一際頼もしさを感じた出来事です。
応急手当法などを学んでいても、咄嗟の場面で冷静に声をかけるってなかなか難しいものです。この時の私も精一杯の言葉を探したのですが、後から「あれでよかったのかなぁ」と考えてしまいました。
痛い思いをしている人、辛い思いをしている人、悲しい思いをしている人を前にした時、まずかける言葉ってなんでしょうか。
「大丈夫?」
私ならそう声をかけます。
でも、状況によっては「大丈夫だよ」の方が、相手を落ち着かせることができるのだと、勉強になった機会でした。
子どもにかける言葉 考えてみたら・・・
日々、3人の子育てをしているとけっこう体当たりの毎日なのですが、長男が幼い頃には、子ども1人と向き合っていたので様々な本を読みあさっていました。その中で、言葉がけについても気づかされること、これは私に合ってると思えるものもありました。
一時は「子どもは褒めて伸ばす」ということがブームで、その次には「褒めるのではなく、認めることが大切」という説が主流に・・・。結局、親も子も誰ひとり同じではないので、性格や時期、状況に応じた言葉が必要なのですよね。
実際、12歳と7歳、3歳を相手にすると、同じようにはいきません(^^;)
親も人間なので、感情の起伏もあります。つい爆発することもありますが、心の持ちようで出てくる言葉が変わり、親の気持ちや言葉が代わると子どもが自分自身を見る目も代わるのかな、と感じる一冊です。
「子育ては己(こ)育て」。
日々、精進します!
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