わたしはタヌキかなあ
これは首の長いキリンと足の速そうなシマウマの話、ではなく阿川佐和子さんと檀ふみさんの面白くて素敵で、ちょっとおっちょこちょいで、ときどきキュンとしてズッコケるエッセイです。
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『ああ言えばこう食う』(著者/阿川佐和子 檀ふみ 株式会社集英社)
作家の父親を持つ娘、という共通点をもつおふたり。似ているようで似ていない、似ていないようで似ているふたり。
同じものをみていても、みている人が違えば当然みえる景色はちがっている。
さきに書かれた相手の内容に呼応して、ご自分のお話しを展開していく。内容によって一見まったく無関係にみえても、両方をいっしょに読むと面白さが何倍にもなっていく。
不思議です笑
阿川さんも檀さんも、ほんとうに知的で素敵でチャーミング、高嶺の花で「憧れ」という感じのイメージでした。でした。。。良い意味でそのイメージは面白く崩壊していきます。
子どもの頃からの日常のなかの家族や友人との出来事から、フランスでのロマンティックな想い出などなど、タイトル通りに数々の食べ物もエピソードにあわせて登場します(^<^)
当時この本のなかで、50数回もお見合いをしているのに、結婚願望もあるのに、可愛いのに、なぜか独身だった阿川さんは現在はパートナーと幸せに。
大変申し訳ないのですが、きっと檀さんのほうがさきにご結婚されると思っていました。
不思議です笑
お互いに相手の知られざる一面を惜しげもなく披露してくださる、ほんとうに贅沢な内容。当時も当然面白かったですが、いま読んでもやっぱり面白い。
いっしょにいると結果すべてが面白いこことにつながってしまうこの関係。
こんな存在のひとがひとりいるだけで、人生が何倍も豊かになるんでしょうね、きっと。
今年はじめての、フキノトウの天ぷらです(*´ω`*)
実家の庭からとれたものです。ほんのりさわやかな苦みが美味しかったです。