優しさでつながる
街中もキラキラのイルミネーションで気分もウキウキしてしまう今日この頃☆彡
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『ねんにいちどのおきゃくさま』(作・絵/亀岡 亜希子 株式会社文溪堂)
山に住むオコジョのタッチィは、ときどきトムサおじいさんの山の家にあそびに来ます。
タッチィの体の毛がほんわかの茶色ではなくてフワフワ真っ白な冬毛になる頃、12月23日になるとおじいさんは年に一度だけおしゃれをして町にでかけていきます。そして次の日、たくさんの荷物をもって帰ってきます。
おじいさんは、美味しそうな料理を作ってツリーを飾り付けて、大切な「ねんにいちどのおきゃくさまのくる日だよ」とタッチィも招待します。
トントンとドアをたたく音のあとに、ゆきといっしょにはいってきたのは・・・
だんだんと年をとるおじいさん。山での暮らしが大変になって、タッチィとお別れして町へいってしまいます。
ある日、年にいちどのおきゃくさまがくる日だと気が付いたタッチィは大切なお客様のために町へおじいさんをさがしにいきます。
タッチィは、広くてたくさんのひとがいる町のなかで、おじいさんをみつけることができるかしら・・・
ちいさなオコジョのタッチィの大冒険。
真っ白な山の景色と賑やかな町の色を楽しんで、会話できるオコジョやパン屋さんで働くネコのおばさん・・・いろんな不思議がいっぱいの物語。おじいさんと気持ちが通じ合うタッチィが健気で可愛い。
あなたのねんにいちどのおきゃくさまは誰ですか(*´ω`*)
プレゼントやケーキやご馳走。ああ~、やっぱりこの季節はウキウキします♪
このツリーのお人形は「ジングルベ~ル~ ジングルベ~ル~ 」と歌いながらクルクルまわるのですが、曲名が不明でした。
最近調べてみたら「ジングルベルロック」という曲でした。
渋いおじさんの声でめちゃくちゃネイティブに歌うので、空耳で「ジングルベ~ル ナイト」ってきこえていたのですが、「ああ、ロックっていってたのか」と妙に納得しました笑