ずっといっしょ
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『なにがあっても ずっといっしょ』(作/くさの たき 絵/つじむら あゆこ 株式会社金の星社)
「オレはサスケ。イヌだ」と、一人暮らしのサチコさんと住んでいる、イヌのサスケの視点で物語は進みます。
サスケは近所の小学生にいろんな名前で呼ばれます。
「チュージ、おはよー」とか「あんずちゃん」とか。サスケは「オレの名前はサスケだ」と教えようとするのですが、当然こどもたちには通じません。
ときどきサスケのいる庭を通る、でっぷりとしたネコのことも気に入りません。
みんなみんな、オレの言葉がわからないんだ、ふんっ。
でもサチコさんはちがいます。サスケの気持ちがわかるし、サスケもサチコさんの考えていることがわかります。サスケはサチコさんといっしょのときがいちばん幸せ。サチコさんだけがいればいいんだ、と思っていました。
でも、ある日サチコさんが、いつもの時間にお仕事から帰ってきません。。。不安になったサスケはいつもの庭から飛びだします。めちゃくちゃに走って、あたりはすっかり暗くなって、おなかはぺこぺこ、からだはくたくた・・・サチコさーんっ!
どこにいるのかもわかなくなっていたサスケに、あのでっぷりネコが話しかけてきます。
「おまえ、サチコさんのこと、しんじてないのか?」
ハッ、としたサスケは・・・
でっぷりネコや、「あんずちゃん」と呼んでくる小学生、まわりのみんなに助けられたサスケは今までわからなかった、みんなの言葉がわかるようになります。
そうだね、わかろうとしてなかったのはきっとこっちなんだね。
じぶんのことをわかってほしかったら、まずはあいてのことをわかろうとしないとネ。
これは家人の東京みやげ。えーっと、なんかあの有名な、ほら、アレに似てるけど??
ネーミングは、いろんなアレとアレがいっしょになっているのかなあ、とか笑
フワフワの生地にバナナクリームがはいっていて、これはこれで美味しかったです。
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