あむ あむ あむ・・・

おれの　なまえを、しりたいか？　おれは、あむ。　くろいぬ、あむ。

あ　と　む　で、あむ　だ。

この顔。なにか言いたげな、いや、なにも考えてないかもしれないこの顔。

今日わが家の本棚からご紹介するのは、

『あむ』（さく／小風さち　え／山口マオ　こどものとも　株式会社福音館書店）

あむ は かっちゃんの家の庭で、かっちゃんがたてた小屋で暮らしている、黒いワンコ。

かっちゃんのことが大好きで、かっちゃんといっしょのさんぽがだいすき。

あるひ、かっちゃんはあむをおいて、ともだちとうみにでかけちゃった。どうしてもいっしょにいきたいあむは、はねて、ぐるぐるまわって、首輪をはずして、なんと脱走！

かっちゃんをおいかけて、うみを目指します。

いつもは、かっちゃんにはいっちゃいけないといわれている田んぼにはいったり、おちているものを食べてハライタになったり、もうやりたい放題のあむ。

でも、踏切ではちゃんと電車が通過するのをいいこで待てたよ、かっちゃん。

ザップン　シャララ　イン　シャララ・・・

おや、なんの音？

ドップン　シャララ　イン　シャララ

あ！これはうみの　なみのおと。

かっちゃーんっ‼

このあむ。ほんとに表情豊か。かっちゃんがいなくて、さみしそうなあむ。かっちゃんといっしょのうれしそうなあむ。いつもはやっちゃいけないことをいきいきとやっているときのあむ。目がキラキラ☆～かわいいなあ(*´ω｀*)

大冒険のあむ。裏表紙のあむは、ちょっとつかれちゃったかな。。。

このまえまたしても、スタッフの「みてみて、たいへん～っ‼」の声で空を見上げると、なんということでしょう(ﾟдﾟ)！

みごとなウロコ雲に、ちょっとだけ虹も。不思議な現象で、いったいなにが起きているのかはよくわかりませんでしたが、とにかくキレイでした。二度と目にすることができないかもしれない場に立ち会えて得した気分でした♪～