瓦が割れている!
お隣のお宅の屋根の写真ですが、なぜだか屋根の真ん中にある瓦が、1枚だけ割れています。ほかの瓦は何ともないのですが、真ん中の1枚だけ爆裂したかのように砕け散ったように見えますね。
よく目を凝らして見てみると、右斜め上の辺りにも1枚だけきれいな瓦が光を放っているのが見えます。もしかしたらその瓦も爆裂してしまって、1枚だけ交換したのかもしれません。
何故なのか?
不思議に思ってググってみました。
①天候条件による破損
気温変化や風、雨、雪などの自然現象によって瓦が割れることがある。また、雪の重みが瓦にかかると、瓦が破損する可能性が高まる。
②瓦の老朽化による破損
時間の経過ぬ伴って劣化して、耐久性が低下することがある。また、適切なメンテナンスが行われていない場合、瓦の寿命が短くなる。
③落下物などによる破損
木の枝、石、ボールなどの落下物による外部からの衝撃で割れることがある。
④不適切な取付けによる破損
瓦が適切に取付けられていない場合、外部から風などの力が加わって割れる事が有る。
⑤凍結による破損
特に気温が下がる冬期、瓦に含まれた微量の水分が凍結・溶けるを繰り返し、水分の体積が膨張して瓦の表面が割れてしまいます。この現象を凍て割れといいます。
この凍害が最も納得がいきますね。
雨や雪が屋根瓦に降り注ぐと、その水分は瓦に浸透します。その後、気温が下がると水分が凍り固まりますが凍ると膨張するので、この膨張が瓦に圧力をかけます。
水分は凍ると膨張するので、瓦の内部に圧力がかかります。凍結と解凍が繰り返されると、瓦の表面や内部にひび割れが生じて、このひび割れが進行すると、最終的に瓦が割れてしまう事が有るようです。
いずれにせよ、早期に修理すれば土蔵の中にある物は無事に保管し続ける事が可能です。
お蔵でも住宅でも、定期的な点検やメンテナンスはとても大切なことですね。
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