おまえ　うまそうかな？？

毎年やってくる、母の日、父の日。いつも伝えられていない感謝を伝えるよい機会ですね。親の愛はとにかく無償。子どもの愛もやっぱり無償。とくに見返りを求めないのが、やっぱり愛、なのかしら。。。

今日わが家の本棚からご紹介するのは、

『おまえ　うまそうだな』（宮西達也／作・絵　株式会社ポプラ社）

物語は、むかし　むかしのおおむかし から始まります。あるはれた日に、やまが ドドド・・・と噴火して、地震がグラグラグラ・・・のそんななか、パキパキパキっとたまごが割れて、アンキロサウルスの赤ちゃんが生まれます。

アンキロサウルスの赤ちゃんが、ひとりぼっちでとぼとぼ 歩いていると、そこへ。。。ガオーーッッΣ(ﾟДﾟ)いかにも強そうなティラノサウルスがやってきて、、、

弱肉強食の世の中。あっという間に、ひとくちで食べられてしまいそうなアンキロサウルスの赤ちゃん。生まれたてですから、お肉もやわらかくておいしそうだし。。。

でも、でも、このアンキロサウルスの赤ちゃんが、心も生まれたてなんです(´；ω；`)ｳｩｩ　純粋無垢に自分を信じるアンキロサウルスの赤ちゃん。さあ、どうするティラノサウルス。

100パーセント、いや200パーセントの信頼でまっすぐに向かってくる無垢な存在。それは、力で挑んでくるよりも、ティラノサウルスに多くのなにかをうったえます。

このさき、どうなっていくのかなあ、とゆっくりページをめくります。

読み終わったあとのそのさき、きっと読んだひとそれぞれの物語がつながっていく、そんなお話です。

今日の諏訪湖。曇っていますが、なんとなくほのかに明るい。なんともいえない優しい色合いです✾