アジサイの色の秘密
こんにちは。アジサイが綺麗な時期ですね~。
アジサイは七変化と呼ばれ、咲き始めからだんだん色が変わっていく花ですよね。
始めは淡い黄緑色、それが青くなり、やがて赤くなり、最後は緑色。といった感じでしょうか。
時間の経過と共に、作られる色素の量が変わって、色も変わるそうです。
色素が盛んに作られると、色がしだいに濃くなり、しばらくすると一部の色素が分解されて色が変わり、最後に全部の色素が消えて緑色になるそうです。
他にも土壌の性質によって、赤系・青系になると聞いたことがあります。
散歩の途中で見かけたアジサイは、赤・青の二色咲きしていました。
道祖神の脇に咲いていたのは、もっと色がハッキリ分かれていました。
土が酸性だと青色、アルカリ性だと赤色の花が咲きます。これは、アジサイの色素に「アルミニウムと結合すると青くなる」という性質があるためです。
地植えのアジサイの色が変わるのは、雨で土壌の成分が流れ出し、酸性度やアルミニウムの量が変化する事が原因なんですって。アルミニウムは水に溶けやすいですからね。
へぇ~!理科の勉強じゃん!
5月に、シャクナゲがきれいに咲いていた小料理屋さんの前、今はアジサイが咲いています。
花びらが小さくて可愛いのや、フリフリのフリルになっているもの、いろいろな種類があるんですね。知らなかったーー!
私のイチ推しは、幾重にも星型に重なったアジサイです。「ダンスパーティー」という品種だと思います。
ここのは青紫色だから、アルミニウム多めですね。鉢植えなんだけど、湧き水をジャブジャブかけてもらっているから、湧き水にアルミニウムが溶けているのかもしれません。
星型アジサイから500mくらい離れた所、お蕎麦屋さんのアジサイは濃い赤紫色です。
ここは地植えなんだけど、すぐ側に湧き水が出ています。アルミニウムが溶けてないのか?湧き水でアルミニウムが流されているのか?
不思議なアジサイの七変化。
楽しんでみて下さいね!
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