自分の色
いつもの道を運転していてふと車窓からまわりに目をやると、いつのまにやら黄色や赤に色づいてきた街並み。肌からも目からも季節の移り変わりを感じます。
秋の夜長は手早く家の用事を片付けて、時間を忘れてゆっくり読書を楽しみたいなあ、いつか。。。
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『くろくんと なぞのおばけ』(なかわ みわ/さく・え 株式会社童心社)
いつも仲良くいっしょの箱におさまっている10色のクレヨンたち。ある朝、目が覚めるとなんと、きいろくんがいません。
「きいろくーん!きいろくーん!」
とみんなでよびかけますが、きいろくんからの返事はありません。
え~、どこいっちゃたの~??
次の日の朝、なんとなんとっ!今度はおうどいろくんとちゃいろくんがいませんっ(゚д゚)!えーっ⁉
そうやって、みんなちょっとずつ消えていく・・・
最後に残ったのはくろくん。だれもいなくて、さみしくて泣きだしそうになるけれど、おや?まわりをみまわすと、あやしい足跡が。 フムフム
くろくんは勇気をだして、みんなをさがしにでかけます。さあ、みんなはどこにいってしまったのか??
黒って、主役になりにくい色なのかも。私の色鉛筆も黒はずぅっと長いままだったのを思い出します。でも、この絵本ではくろくんが大活躍。
まわりの助けも借りながら、みんなのもとへ。ゴーゴーゴーッ‼
帰り道がちゃんとわかるように、自分で線をひきながらすすむくろくん。さすがっ!
紙がぺろっとなって、ちょこっとずつ頭が減っていくところも愛おしい。
クレヨンはいろんな色があるけれど、どの色もみんな必要な色。
みんながいるからこそ、それぞれ自分の色がだせるんだね。
最近はすっかり未来になって、遠くはなれた場所からでも食べ物の匂いや味、食感も再現できる装置ができたそうですが、やっぱり本物を実際に食べたいなあ。
いいなあ、このみそかつ。いつか食べたいなあ・・・(*´ω`)