風船のおてがみ
いまや年末年始のごあいさつもスマホのアプリで送りあう昨今。お互いの近況も、まったくタイムラグのない状態で知ることができます。とっても便利です。
でもたまにはこんなのんびりとしたやり取りもいいのでは。
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『おてがみ』(作/なかがわ りえこ 絵/なかがわ そうや 福音館書店)
えーっ!なつかしい~(*'▽')
小さい頃から、なんだか大好きな本でした。子どもの頃からもっている数少ないなかの一冊です。やさしい世界観の、淡い色合いのおはなし。
子猫のにおが木に腰かけて歌をうたっていると、「におちゃーん」と郵便屋さんがおおきな箱をもってあかしやおかをのぼってきます。
送り主は、さくらまちのたまこちゃん。
におが箱をあけると、まっかな風船がとびだしてきました。風船には「あそびにきてね、たまこ」とかかれたカードがついています。
「てがみ てがみ、たまこちゃんから てがみだ」とにおはうれしくておかをかけおりました。そのうち風船のお手紙は、いつの間にかにおの手からぬけて、たんぽぽはらっぱでチョウをおいかけていた、三毛猫のみーたのところにとんでいきました。
カードを読んだみーたは、たまこちゃんからの手紙におおよろこび。風船をふくらませて、いっしょに走ります。すると、また風船はみーたの手からぬけて、、、
でてくるのは、みーんな可愛いネコちゃんたち。
みんなのうれしい気持ちといっしょに、まっかな風船もどんどん大きくなってたまこちゃんまでお返事が届きます。
たまこちゃんがにおちゃんに送ったお手紙が、いつの間にかみんなへのお手紙に。みんなの楽しい気持ちが伝わってきます。
ネコちゃんたちの、身体のやわらかーな感じが表現されているので、本自体がやわらかーな印象です。あったかいような気さえします笑。不思議です。
会社の建物にこの照明のうえに、ついこの間まで、ツバメちゃんたちがきていました。つがいでピーチク様子をうかがっていて、巣を作るかどうするか、迷っていた様子。
可愛いなあ、とみていましたがいつの間にかこなくなりました。どこかもっといい場所がみつかったのかなあ・・・
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