大切な気持ち
子どもは成長とともに、いろんな意味で親を巣立っていきます。
自分のなかに「自分」が芽生えて、まわりとの調和に悩んだり葛藤する日々がやってくると、親という身近な大人がいちばんのサンドバッグ笑
ボコスカ、ボコスカとパンチを繰り出してきますので、時に受けたりかわしたりしながら、どう生きていくのかを見守ります。それしかできないんですけどね。
こーんなに真っすぐに、一直線に「大好きっ!」って言われたのは、はたしていつのことだったかしら。
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『わたしのすきなおとうさん』(作者/北川チハル 画家/おおしまりえ 文研出版)
えきのそばのマンションに、おとうさんとおかあさんとパンダのやんたと暮らしていることみちゃんが主人公。
ことみちゃんは、とにかくおとうさんが、大の大のだーいすきっ!なんです。お友達からは「おとうさんとけっこんすれば」とあきれ気味にいわれても、本気の本気で「そのつもりっ」って。
でも最近お仕事がいそがしいおとうさん。なかなかゆっくり遊べない毎日が続きます。やんたをきゅっ、きゅって抱っこして、さみしい気持ちで眠りにつくと・・・
ことみちゃんのおとうさんは、ほんとうにどこにでもいそうなおとうさん。ものすごいお金持ちでもないし、金メダルももってないし。
でも、ことみちゃんといっしょに過ごす時間を大切にして、ことみちゃんの話をいっぱいきいてくれるおとうさん。
ことみちゃんにとって、ほんとうに世界でいちばんのおとうさんなんだなあ、って。
おとうさんの大好きなたくさんの小鳥が、優しい色合いで描かれています。まあるくて、コロンとしていていて、さわったらきっとフワッフワにちがいありません!
以前新聞に載っていた鉄腕アトムのマンホール!実物を初めてみました(*^▽^*)
思っていたより本当に素敵!かわいい!このマンホールは踏めません・・・
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