生きた化石「メタセコイア」
こんにちは。
皆さんのところはサクラどうでしょうか。
4月1日、松本市のあがたの森公園では一つ二つ開き始めていました。
松本城のサクラも咲き始めたようです。「夜桜会」など桜並木のライトアップもあり、今週末は「お花見」いいんじゃないでしょうか。
でも夜は寒そうです。暖かくしてお出掛けくださいませ。
さて、今回はサクラが咲く直前のお散歩の様子です。少し距離のある松本城コースですが、城下町の街並みを楽しんだり、お堀のコイやハクチョウたちに挨拶したり、観光客が増えてきた通りを歩いて「かわいい~!」と言ってもらったりと、私たちお気に入りの散歩コースです。
お堀に沿って歩いていると、この日の愛犬の興味はメタセコイアの林のようです。
メタセコイアは、日本人の三木茂博士という方が和歌山県や岐阜県などの粘土層から化石を発見したそうです。1941年に化石植物として提唱されましたが、そのすぐ後に中国でよく似た植物が発見されました。三木博士の発見した化石の研究と寸分違わない植物であったため、絶滅したはずの生存木の発見に「生きている化石」と有名になりました。
ちなみに和名は「曙杉」(あけぼのすぎ)といいます。
愛犬は、オオカミの遺伝子がそうさせるのか?まっすぐにそびえるメタセコイアの木の下で、遠吠え態勢のポーズを決めています。
おっ?仲間を呼ぶのか?と思いましたが、まぁ~、そこは群馬生まれ松本育ちのハスキー犬、基本的に遠吠えはしないです。例え、遠吠えしたとしても、仲間のオオカミは来ないですよねー。
でもビジュアル的には決まってるでしょう!観光客にもなかなかの評判でしたよ。
そしてお城と言えば、なぜかお堀の生き物が大好きな愛犬。お堀の生物たちも愛犬の姿を見ると寄って来るんですよね。
この日、お堀に住んでいるコブハクチョウはお家に帰った後だったようで会えませんでしたが、代わりにたくさんのコイやカモと、日が暮れるまでたっぷりとお話して来ました。