作る、を楽しみたい♪いつか、ね。
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『カレンの台所』(文・料理/滝沢カレン サンクチュアリ出版)
子どもが中学生のときに「これ、ほしい」と自分で買った本です。私も借りて読みました。「読むだけで作れる。魔法のレシピ」とありますが、ほんとうにその通り。
そもそも、毎日毎日生きるために料理をしていると、当たり前に日常に組み込まれている作業であり、楽しいか楽しくないか、なんてことはいちいち考えません。
そんな凝り固まった頭とココロを解き放ってくれる、そんな本です。
目次だけみていると、誰しも一度は作ったことのあるおなじみの料理が並んでいます。
さてさて、と読み進めると「今回はお皿に群がる窮屈な料理になりました。まったく間取り知らずの私です。」(中華丼)、とか「本日はひょっこり穴から顔出しスタイルに誰もが胸を打たれるピーマンの肉詰めです。肉を何かに詰めたくて仕方ない方におすすめです」なあんて文章が綴られています。そんなひといるの笑
手順のお助けの可愛いイラストと、料理の完成の写真はありますが、基本的にカレンちゃんの言葉で構成されているレシピ。材料も調味料もこんな感じでっ♪~と楽しく語られ、当然大さじとか小さじとかもでてきません。
生姜を子どもサイズに切る、ってどのくらいかしらん、なんて想像しながら読んでいきます。そう、レシピ本なんですが面白くて、ときどきふっと開きたくなるこの本。
やる気がなくてめんどくさい日もあるし、なんだこの味~(>_<)ってこともある。
それこそ正解も間違いもない、それぞれに自分の味でいいんだよー!と、素直に思える。
どの料理もカレンちゃんの味を想像しながら作ってみますが、きっと、やっぱり、結局、自分の味になっているんでしょうね。
今年もお雛様の季節がやってまいりました。正直、いろいろ忙しくて「今年はださなくていいかなあ・・」と思っていたのですが、よしっと気合をいれて飾りました。
やっぱり華やかに可愛らしくて、飾ってよかった(*´ω`*)と思いました。