セイジ・オザワ松本フェスティバル

こんにちは。

松本で今月１９日から「セイジ・オザワ松本フェスティバル」が始まりました。

２０日（日）には歓迎パレードが松本城周辺で行われ、いよいよ２５日（金）からプログラムが開始です。

「セイジ・オザワ松本フェスティバル」とは

世界的指揮者、小澤征爾さんが総監督を務めるオーケストラとオペラのクラッシク音楽の祭典です。

１９９２年より松本市で毎年夏に開催されてきました。

日本のオーケストラを育ててきた音楽家の齋藤秀雄先生の没後１０年に、教え子であった小澤征爾さんの発案により、門下生１００余名がメモリアルコンサートを開催しました。

これが基礎となって生まれたのが「サイトウ・キネン・オーケストラ」です。

ウィーンやベルリンなどの音楽の都で「ウィーン・フィルやベルリン・フィルに並ぶ音を出す、小澤とともにやって来た驚異的なオーケストラ」と絶賛されたそうです。

ヨーロッパ各地のフェスティバルに招かれ、世界ツアーを実施した後に松本市で開幕されたのが「サイトウ・キネン・フェスティバル」です。

２０１５年「セイジ・オザワ松本フェスティバル」へと名前が変わりましたが、母体であるサイトウ・キネン・オーケストラの素晴らしい音楽はもちろんのこと、世界中から音楽家が小澤征爾さんの強い要望を受けて、松本に集まります。

２０２３年のプログラムは、

・フランスの気鋭ステファン・ドゥネーヴ指揮、総勢１００名の合唱団と贈るオーケストラコンサート

・「スターウォーズ」「ハリーポッター」などの作曲家ジョン・ウィリアムズ指揮するオーケストラコンサート

・オペラプッチーニ：「ラ・ボエーム」より第１幕・第２幕

他に室内楽ふれあいコンサートや子供のためのオペラ・音楽会など９月６日まで開催されます。