愛だね。。。
今日、わが家の本棚からご紹介するのは、
『かたあしだちょうのエルフ』(文と絵/おのき がく ポプラ社)
この表紙のエルフの、なんと堂々としていることでしょう。そう、エルフはダチョウなんです。版画の力強い輪郭と、繊細に彫られた線。羽のいきいきとした様子。なんとも迫力、説得力があります。
エルフは、わかくて つよくて すばらしく 大きな おすのダチョウ。「エルフ」という名前は、アフリカのことばで千のこと。ひといきで千メートルはしったこともあるエルフ。
子どもたちに大人気のエルフ。いつもは、カモシカやシマウマやサル、ダチョウの仲間と仲良く、楽しく暮らしています。
そんな平穏な毎日のなかで、ある日ジャッカルがおそってきます。エルフは得意のライオンの鳴きまねで追い払います。ジャッカルがいってしまって、みんなはホッっと一安心。
ですが、そこに、、、
タイトルに「かたあしだちょう」とありますが、エルフは最初から かたあしではないんです。子どもたちや、仲間をまもって、傷ついてしまったエルフ。
大切な仲間のために、ちからいっぱいがんばったエルフ。でも、生きていくだけでみんなせいいっぱいのなか、だんだんと みんなから忘れられていくエルフ。。。
きびしい暮らしのなかで、せつないけれど、だれもみんなを責められない・・・
ああ、生きてくって、ほんときびしいですね。
でもエルフがおしえてくれたのは、きびしさだけじゃない。さみしさだけでもない。
ものすごく、おおきな みんなを 地球を包みこむくらいの 愛かなあ。
そう、愛だね。
いよいよ梅雨も明けそうですね。諏訪湖のまわりもいい汗流しながらウォーキングやマラソンしているひとがいっぱい(^^♪
今年は、地域の夏祭りも久しぶりに復活します。諏訪湖の花火大会も♪
暑い夏を思いっきり楽しめそうですね♪
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