SDG’s深めてみます⓬
指標11: 住み続けられるまちづくりを
包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
そうです、この指標11は我々が不動産を業とする者として最もプライオリティを高く掲げ、九つあるターゲットに対してアプローチし続けるべき項目だと思っています。
11.1 全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保
し、スラムを改善する。
11.2 脆弱な立場にある人々、女性、子供、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、
公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、全ての人々に、安全
かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。
11.3 包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、全ての国々の参加型、包摂的かつ持続可能
な人間居住計画・管理の能力を強化する。
11.4 世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する。
11.5 貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの
災害による死者や被災者数を大幅に削減し、世界の国内総生産比で直接的経済
損失を大幅に減らす。
11.6 大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるもの
を含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。
11.7 女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地
や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。
11.a 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、
都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。
11.b 2020年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ
(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間
居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組2015-2030に沿ってあらゆるレベル
での総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。
快適な住環境を目指すという事だけではなく、交通機関や都市計画、文化・自然遺産、防災などや、後発開発途上国が、地元の資材で建物をつくるための支援など、多岐に亘っています。自分が住んでいる場所が快適であることは個人にとって重要な事ではありますが、持続可能な世界を造る為の目標とすると、もっとグローバルな視点で捉える必要が有るようです。
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