出現！ピンクの山！

こんにちは。
サクラ開花しましたね。今週は暖かな日が続くとの事ですので、一気に咲きそうです。
それぞれお住まいの場所で、お花見スポットがあると思いますが、今日は弘法山の桜を紹介しますね。

松本市の弘法山古墳（こうぼうやまこふん）。

北アルプスを一望する弘法山の山頂にあります。紀元３世紀後半の前方後方墳です。東日本最古級の古墳だそうです。卑弥呼と同じ３世紀を生きた人のお墓だと思うと、遥かなる時を感じますね～

「そばはまだ花でもてなす山路かな」

古墳の駐車場には「芭蕉碑」があります。弘法山の峠道を歩いて詠んだのでしょうか。
この辺りも夏になると真っ白に咲くそば畑が見られます。田んぼの緑の合間に白い花が映えて綺麗です。昔はもっとそば畑があったのかもしれませんね。

約４０００本の桜が山全体を桜色に染める弘法山。
見に行った時は、一つ二つ咲き始めたばかりでしたが、これから満開になると、こんもりとしたピンク色の山がちょっと離れた所からでもよく見えます。
愛犬のシベリアンハスキーと散歩がてら登った２、３年前の満開の写真でお届けしますね。

下から見ると山全体が桜に見えますが、桜の林の下を登って行くとほんの５分か１０分程で開けた場所に出ます。木の生えてない頂上は草地で古墳の上なんですね。
なんとなくお墓の上を通るのだと思うと気が引けますので、ペコンと頭を下げつつ道を進みます。

この日は曇り空であいにく景色は良くなかったのですが、天気が良ければ、遠くに北アルプスの山々、眼下に松本の街、そして古墳を取り囲むように桜が咲いて、本当に素晴らしい眺めです。

一言で桜と言っても、濃いピンクから薄いピンクまで、いろいろな種類の桜が咲いています。
普段は下から見上げる桜だけど、ここでは上から見下ろす桜で、こんなお花見も新鮮でいいですよ！

桜開花時期の土日は交通規制が行われています。弘法山古墳の駐車場も閉鎖されるようですので、公共交通機関をご利用下さい。
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