諏訪地方でおでかけ 歴史散歩♪
毎日、朝夕ときれいな諏訪湖の風景を見ています。縄文の遺跡がたくさんあることを思うと、この諏訪湖の恵みが長い歴史を支えてきたことが想像されて、感動します。
今日はふと思い立って、茅野市へ歴史を学ぶお出かけをしてきました(^O^)
子どもたちと一緒に 見て感じる
“勉強”となると構えてしまうのに、好奇心に動かされて知るものは楽しく学ぶことができるから不思議ですね(^^)
諏訪湖の歴史をちょっと覗いてみたいと思って出かけたのは、茅野市の尖石縄文考古館です。
博物館や美術館は、子どもたちにとっては時間を持て余してしまうのかな、騒いで他の来館者の迷惑にならないかな、とこれまでなかなか出かけることができなかった場所です。
学芸員の仕事をしていたこともあって、もともとこうした場は好きなのですが、本当に久しぶりの来館です♪
ことの発端は前述の諏訪湖の風景です。
諏訪地方の歴史を考えた時、その筆頭ともいえるテーマは黒曜石の文化を含む縄文を中心とした遺跡の数々と諏訪信仰。これらの背景には、発展した人々の暮らしがあったはずで、その人々の暮らしを支えたものの一つは豊かな自然がもたらす食。山には植物があり、動物がいて、諏訪湖には魚介類がいて、と考えた時に、今のように移動が容易ではなかった時代に「ちょっと諏訪湖に魚獲りに行ってくるね!」ということはないな・・・と。さぁ、好奇心のスイッチオンです!
夫と子どもたちを誘って、いざ考古館へと出発したのでした☆
子どもたちはあまり関心を示さないかと思いきや、何にでも興味津々の長女、学校で勉強したことがある次男、さらに勉強している長男は、一つひとつの展示ケースをじっくり見学。紋様や取手の違いを口々に話しながら観ている姿に、“勉強”ではない学びの姿を垣間見て嬉しくなります( ´艸`)
特にじっと見入っていたのは、国宝「縄文のビーナス」「仮面の女神」。光沢のある姿がより美しさを際立たせ、さらに発掘時の状況が展示されていたこともあって、とても興味をひかれたようです。
言葉で解説するよりも、自分の直感で感じ、学ぶことができる。やっぱり博物館ってすごいなぁと感じた一日でした☆
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