栄養たっぷりのかぼちゃ
11月というのに、かき氷を美味しそうに食べる映像なんかがまだニュースでも流れています。しかし、いよいよ来週からは寒気がはいってくるとのこと。
本来ならば少しずつ身体を季節に慣らしていきたいのに、こうも気まぐれなお天気が続きますとそうもいきません。体調を管理して気をつけていきましょうネ。
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『ぞうと かぼちゃ』(あべ弘士/さく 株式会社福音館書店)
さむい さむい 北国のおはなし。飼育係の「ぼく」は動物園のぞうのお世話をしています。いちにちに80キロのうんちをするぞう。
ぼくは、ぞうのえさ作り、うんち掃除、からだの手入れで、毎日大忙し。
いまにも雪がふりそうなあきのあるひ。ちかくのお百姓さんがたくさんのかぼちゃをもってきてくれた。ぞうたちは、かぼちゃを丸ごと食べたり、足でわったり、美味しそうに食べた。
ふゆのあるひ、畑に肥料にするからぞうのうんちをもってきて、とばあちゃんから頼まれた。きたなーい、という子どもたち。いやいやなんの、ぞうのうんちは栄養たっぷりの肥料になって、野菜を育ててくれるのサ。
そんなこんなで春になり、ばあちゃんはぞうのうんちをまぜた畑にニコニコしながら、いろんな野菜の苗を植えた。あたたくなってきたある日、あっちからもこっちからもまいたはずのない芽がどんどんでてきて…
あれ、あれれ?植えたはずのトマトやジャガイモは??
そう、畑中に咲いたのはきいろいかぼちゃの花。
「かぼちゃなんて うえもしないのに ふしぎだねぇ?」
ぞうは、食べたものの消化率が50パーセントなんだそう。美味しく食べて、あちらこちらに新しい息吹をおいてくるのかな。森のなかで自然と循環していくその仕組み。
ひとがやろうとすると、なかなかうまくいかないんですよね。
「ねえねえ、可愛いでしょっ♪」と子どもが送ってきた写真。
あ、これはキミが楽しく観ていたプリキュアではないですか(^^♪なつかしいね~
だいぶ前のプリキュアですが、いまもガチャガチャに商品があるってことはいまもみんなに愛されているのね。わたしも小さい頃の子どもの姿を思い出しました。
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