ほっこりくまおじさん
いやいやいや、信州はすっかり朝晩が涼しくなりました。軽めのあったかお布団を追加してぬくぬくしながら寝ています。
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『くまおじさん』(こさか まみ/さく 池谷 陽子/え 株式会社福音館書店)
最近は本物のくまが巷界隈のあちらこちらで出没し、なかなか油断ならないこの頃です。
もし、ほんとうの本物のくまに出会ってしまったら、きっとこんなふうにのんびりほっこりはしないと思いますが、絵本のなかのくまさんはやっぱり、ほっこり担当なんです。
おとうさんとハイキングにでかけたぼく。かえりの電車で眠ってしまったおとうさんの横で、そとの景色をながめていると、
「ちょっと しつれい」
むかいの席に、なんとおおきなくまおじさんが座ってきます。ポケットがたくさんついているジャケットを着たくまおじさん。これまたおとうさんみたいに居眠りをはじめます。「どこにいくんだろう?」と不思議に思うぼく。
すると、突然パチリと目をあけたくまおじさん。
「あれ?きっぷ!きっぷ、どこへ しまったかなあ?」
と、きっぷをさがしはじめます。けむくじゃらの手をジャケットのいろんなポケットにつっこんで、あれ?あれ?あれれ??
くまおじさんのポケットからは、黄色い葉っぱやらどんぐりやらきのこ、まんまるになってお昼寝中のヤマネ、いろんなものがでてきます。
でも、きっぷはどこにもありません。すっかり困りはてたくまおじさん。
そのとき、ぼくが、、、
ああ、ほんとうにほっこりする。。。くまおじさんはきっとモコモコのフワフワなんだろうなあ。服着てるし、きっぷ買って電車にのってるし。
ほっこりしながら、いつか本物のくまに遭遇したときは、思いっきりパンチしよう、と心に決めている私なのでした。
いただきものなのですが、ついにわが家に観葉植物なるものがやってきました。
以前、ちょっと玄関に緑があったほうがいいかしら、と実家から「ゼッタイに枯れないから~」と竹の鉢植えを借りてみたわが家。
信じられないことに見事に元気がなくなり、あまりに可哀そうで里に帰らせました。
どうしよう、この子・・・パキラなのでとりあえず「アキラ」という名前をつけてみましたが、ちゃんと無事に育つかしら・・・
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