どなたも こなたも きてください♪
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『まゆとおおきなケーキ やまんばのむすめ まゆのおはなし』(富安陽子/文 降矢なな/絵 株式会社福音館書店)
「このお話し、大好きだったんだよね~」と、だいぶ大きくなった子どもが久しぶりに取り出して、ニコニコとながめていました。そうだったね、わたしも暗記するくらい読んだよ笑
きたのおやまのてっぺんのちいさないえに住んでいる、せいたかのっぽのやまんばと、むすめのまゆのおはなし。
ぽかぽかとあたたかいある春の日に「はるのパーティーをひらこう!」、とやまじゅうのみんなにお知らせします。やまんばかあさんは、やさいたっぷりのやまんばじるを作り、まゆははるのケーキをやくことに。
「ようし、せかいいいち でっかい ケーキを やくぞー!」
まゆはおおきなきばちに「やまんばとくせいケーキのもと」をどっさりとほうりこんで、ながいながいしゃもじで ぐるぐる ぐーるぐる♪
さあ、ケーキのたねができました。ところがこのケーキ、おひさまのひかりで焼き上げるもの。あれあれ、大変!おおきな雲がおひさまのひかりをさえぎってる(゚Д゚;)
まゆはおおきなきばちを頭のうえにのせて、ひのあたる場所へとばひゅんっ、といっきに走ります。でも、また雲が。。。
はたしてケーキは無事にふんわり焼けるのかナ。
まゆに必死についていくキツネがいるんですが、これがカワイイんです。チカラいっぱい走るまゆに、とにかくついていく。平気の平左のまゆとちがって、命からがらみたいになってしまうんですが。がんばれー!
おひさまのひかりで焼くケーキ、ってもうそれだけでなんだか素敵。いつか、そんなケーキをゆっくりと、みんなのために焼いてみたいなあ。
町歩きをしていたら、素敵な景色に出会っちゃいました。この季節は、どこを歩いていても、どこを切り取っても、こんなふうに撮れちゃうので、ちょっとしたカメラマン気分でルンルンです♪