春の花探し散歩
こんにちは。
寒かったり、暖かったり、まさに三寒四温の日々ですね。夕方の愛犬との散歩も、着て行く上着を厚手にしたり薄手にしたりと選ぶのが難しいです。
真冬の上着を着こんだ先日、松本市のあがたの森公園で春探しの散歩をして来ました。
あがたの森公園はヒマラヤ杉と桜が多いのですが、そんな中、微かに漂ってくる香りをたどると、あった!梅の木です。
最初の一つ二つが咲き始めてからだいぶ日が経ちます。その間に雪が降ったりして冬日の日も多かったからでしょうか。ようやく咲く花も増えてきました。品種によって開花時期がずいぶん違いますよね。
奈良時代の万葉集にウメが登場していることから、日本では古くから春を告げる花として親しまれてきたようです。
ちなみに、花の鑑賞を目的とする「花梅」(はなうめ)と
実の採取を目的とする「実梅」(みうめ)があるそうです。
愛犬と写真を撮ったこの梅は、確か実がなってなかったと思うので「花梅」ですね。垣根の間にある高さの低い木だから実がならないのかな?と思っていましたがどうやら違ったようです。
続いて見つけたのは「ボケ」の花です。
寒さに強いこの花も、枯れた冬色の景色の中で、早くに色を感じられる花ではないでしょうか。
あがたの森公園で最初に咲くボケの花は真っ赤な花です。梅の花のような良い香りはないですが、枯草色の景色の中での赤色はとっても新鮮です。
ただしバラ科の植物ですので、枝には鋭いトゲがあるから注意が必要です。
写真を撮る時に15㎝ほどのひっかき傷ができてしまいました。少々近づき過ぎたようです。
こちらのボケの花も咲き始めたところ。もうすぐ開きそうなつぼみがたくさんありました。ここのボケの花は一つの枝から違う色の花がさく「源平咲き」がこれから楽しめます。
天気予報では、週末以降は「菜種梅雨 寒暖差注意」だそうです。
朝の冷え込みあり、日中は暖かく、ぐずついた天気、といったところでしょうか。
花粉症もありスッキリしない日が続きそうですが、皆さんお気を付けてお過ごしくださいね。