リュウってなんとなくカッコいい

今年最初にわが家の本棚からご紹介するのは、今年の干支にちなんで

『リュウのむすめとおいしゃさん』（文／谷 真介　絵／赤坂 三好　株式会社佼成出版社）

竜に関しては各地に伝説がのこされていますが、こちらは沖縄県に伝わる昔話。

沖縄県のある村に、人間だけではなくて動物たちともはなしのできる評判のよいおいしゃさんがいました。勉強熱心で、やさしいこのおいしゃさんのところにある晩、うつくしい娘さんがやってきます。耳のおくがかゆくて、頭が痛くて困っているというその娘さん。おいしゃさんは、どれどれと診てあげようとしますが。。。

タイトルでもわかるように、実はこの娘さん、ほんとうの姿はリュウなんです。リュウの娘さんの頭痛の原因を知ったおいしゃさんは、はたしてなかなかユニークな治療方法で治してあげることになります。

リュウの姿の娘さん、人間の姿ではこの治療はおそらく不可能。ちゃんと診てもらえてよかったね。

そもそも竜は架空の生き物。この本では「頭はラクダ、角はシカ、目はオニ、耳はウシ、。うなじや胴はヘビに似ている」と書かれています。え？オニ？？それも架空じゃん。とっこみをいれたのは、おそらく私だけではないでしょう笑

架空にさらに架空が重なって、ややこしいことになっていますが、いろんなところでオニもリュウも「だいたいこんなんです」という感じで目にしていますので、まあそういうことかな、と。

なんかリュウってカッコいいですもんね✿

今年の初詣。日中は混雑していて並ぶ元気もありませんので、１日の夜８時くらいに家族で秋宮へ。屋台もみんなしまっているせいもあり、ひとはちらほらといる程度。

おかげでゆっくりとお参りすることができました✿✿