ヒロシと遊んでやってください♪
みなさんにお楽しみいただいているこのブログ。あらたなスタッフのブログもどんどん追加されて、ますます内容が多彩で充実しております♪
可愛い家族のいるスタッフが多くて(ちいさいコもおおきいコも!いろんなコが!)みんな、どのコもしあわせそうで、ほんとに愛情たっぷりに暮らしている様子がわかって、わたしもほっこりしています。
今年最後にわが家の本棚からご紹介するのは、
『イヌのヒロシ』(作者/三木 卓 画家/渡辺 良重 株式会社理論社)
この表紙、なんともいえない顔でこちらをみているのが、主人公のヒロシ。ヒロシは画家の先生にかわれているイヌです。イヌですから毎日べつにすることはありません。
あーあ たいくつだなあ、なんて言っているとこのイヌのヒロシはいろんなことに巻き込まれます。日常にあるささいなこと、いやおかしなことかな?
アリがラグビーしたり、サイダーがビールになりたがったり。
まあ、このヒロシのなんておひとよしなこと笑。いやおイヌよし、か。
なにもわかっていないような、ぜんぶをわかっているような。
とちゅうで詩もはさみながら、ヒロシのいろんな物語がつづられています。この本には、なんだか不思議にゆったりとした時間がながれているんです。
わりと大きめの字と優しい本の造りで、ほんとにかわいらしい児童書なのですが、わたしがこの本を手にしたのは実は大人になってから、25歳くらいの頃でした。読み始めると、ぱっぱと読み飛ばすことはできない、どうしても腰をすえてじっくりゆっくりページをめくりたくなる。『イヌのヒロシ』はそんな本です。
そして読み終わると、なぜだか自分の心が穏やかに。
世知辛いこのご時世、よかったらぜひヒロシとちょっとだけ遊んであげてください。本を閉じる頃には、なぜか口角が上がってますよ。
二十歳になる子どもをみていると、ほんとうに眩しく感じます笑
この頃も、もっと年をとっても、やっぱり人生は山あり谷あり。いつになったらのんびりできるのかわかりませんが、今年もこうしてなんとかすごせたことに感謝です。
みなさまに幸多きことを☆
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