スイカと文豪
こんにちは。
今日も暑いですね。
こんなに暑いと赤くて、甘くて、冷たい”アレ”が食べたくなりますよね。
そうです。スイカです。
親戚が松本市の波田にいるので波田産の美味しいスイカを食べれます。
私も愛犬もこの美味しいスイカが大好きで愛犬なんか何も言わなくてもこうしてお座りしています。
さて、本日7月24日は明治・大正を生きた文豪である芥川龍之介の命日です。
一般的には芥川の命日は「河童忌」として知られていますがこれは短編小説『河童』や芥川が河童の絵を好んで書いたことに由来します。
他には俳号の「我鬼」から「我鬼忌」、号の「澄江堂主人」から「澄江堂忌」と呼ばれることもあります。
芥川は教科書に載っている『羅生門』などが有名ですが他にも多くの良作を書いています。
私が芥川の作品で一番読み込んだ作品は『桃太郎』です。
読んだことない方が多いと思いますのであらすじをお話しすると
天の上から地の底まである大きな桃の木の桃から生まれた桃太郎は「気は優しくて力持ち」とは真逆の残虐な性格でおじいさんやおばあさんも愛想をつかします。
桃太郎はおじいさん達みたいに働きたくないと思い、鬼ヶ島に鬼退治に向かいます。
道中会った犬、猿、雉を黍団子半分でお共にします。
一方、鬼ヶ島は天然の楽園で平和を愛する鬼たちが暮らしています。
そんな鬼ヶ島を桃太郎たちは襲撃します。
鬼ヶ島で桃太郎たちは悪虐の限りを尽くします。降参した鬼たちの子供や宝物を故郷に持ち帰ります。
その後鬼の子供たちは脱走すると桃太郎に復讐しようします。
最後は大きな桃の木に視点が戻り、未来の天才たちが桃の中で眠っている所で終わります。
私たちの知る桃太郎とは異なる話で、「河童忌」の由来となった『河童』もなかなか印象深いお話ですがこの『桃太郎』も衝撃的な作品だと思います。
読んでいて面白い作品ではないですが色々と考えるべき点が多く、気が付いたら卒論にまでなっていた作品です。
今週も暑い日が続くと思いますが頑張っていきます。
それでは今回はこの辺で失礼します。
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